過敏性腸症候群を瞑想で治療する

アイキャッチ健康・メンタルケア
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日本人のおよそ5人に1人はIBS(過敏性腸症候群)だそうです。
慢性的な下痢や便秘を起こしているなら、IBSと言えます。

IBSの原因は多岐に渡るのですが、メンタルが不調だと引き起こされやすいです。
脳腸相関といって、脳がストレスに晒されると腸も影響を受けます。
不安やストレスは腸に毒です。

つまり、メンタルを健全化すれば腸は整うということ。
そこで、有効的なメソッドが「瞑想」です。
瞑想はストレスや脳の疲れを解消してくれます。

では、瞑想がIBSに効くというデータを2つ見ていきましょう。

その1.IBSを緩和する

アメリカで実施された実験では、瞑想が及ぼすIBSへの影響を調べられました。

実験の対象者
  • サンプル数:75人
  • 性別   :女性
  • 平均年齢 :40代前半

なお、実験の対象者はIBSの患者です。
中程度ほどのIBS症状を抱えています。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 瞑想をする
  • 瞑想をしない

瞑想をするグループは、マインドフルネス瞑想を習います。

実験のプログラム
  • 実施期間:8週間
  • 実施回数:9セッション
  • 1セッション:約2時間

そして、実験の開始前と終了後におけるIBS症状の変化などをアンケートで計測したそうです。

実験の結果、瞑想をしたグループに効果が見られました。

  • お腹の張りが23%緩和された
  • 腹痛の重症度が36%緩和された
  • 排便習慣の不満が27%緩和された
  • IBSによる生活上の問題が31%緩和された

全体的なIBSの重症度は26%も緩和されたそうです。

その2.神経症を改善する

神経症的な性格の人はIBSになりやすいことがわかっています。
性格を改善することで、IBSの改善効果が期待できます。

オランダにあるラドバウド大学の調査では、瞑想が及ぼす性格への影響を調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:70人
  • 男性   :33%
  • 女性   :67%
  • 平均年齢 :40代後半

調査の対象者は2つのグループからなります。

  • 瞑想の経験者(平均13年の経験)
  • 瞑想の未経験者

この2つのグループの性格の違いを調べたそうです。

調査の結果、次のことがわかりました。

  • 瞑想経験が長いほど神経症的な性格スコアが低くなる

神経症的な性格を改善したければ、瞑想に長期間取り組みましょう。

まとめ

瞑想することで、メンタルが健全化すれば腸は整います。
お腹が弱い人は瞑想を始めてみましょう。

ただ、IBSは多因子性疾患と言われていて、原因が一つではありません。
ストレス由来のものもあれば、ねじれ腸が原因の場合もあります。

ですが、精神的な問題が原因であれば瞑想は効果を発揮するハズです。
一度、試す価値はあると思います。

瞑想の具体的なやり方は、次の書籍がオススメです。

鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング

マインドフルネスストレス低減法

もし、効果がなかった場合はプロバイオティクスの摂取や運動なども実践されると良いでしょう。

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