認知機能を鍛えるには瞑想あるのみ

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頭の回転を早くしたい。
記憶力を高めたい。

しかし、なかなか鍛えるのが難しいです。
脳トレをしても、さほど効果は得られないでしょう。

そんなあなたには「瞑想」です。
瞑想は認知機能を鍛えてくれます。

では、瞑想が認知機能を鍛えるというデータを3つ見ていきましょう。

その1.認知機能を高める

オーストラリアにあるメルボルン大学の実験では、瞑想が及ぼす認知機能への影響を調べられました。

実験の対象者
  • サンプル数:40人
  • 男性   :50%
  • 女性   :50%
  • 平均年齢 :30代前半

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 瞑想をする
  • 瞑想をしない

瞑想をするグループは、合宿を行い瞑想を習います。
10日間に渡って実施され約110時間ほど瞑想に励んだそうです。

そして、実験の開始前後で認知機能の変化を測定します。
いくつか、ワーキングメモリーが試されるタスクを実施したそうです。

実験の結果、瞑想をしたグループに効果が見られました。

  • ワーキングメモリー(桁スパンタスク)が1.21倍高まった
  • 注意力切り替えタスクのスピードが20%ほど早くなった

ワーキングメモリーが高まれば、頭の回転が早い人になれます。

集中力が高まる

注意散漫な人はアレもコレも同時に進めてしまいます。
マルチタスクで頭の中もごちゃごちゃです。

ですが、瞑想を行うことで一つのことに集中できるようになります。

アメリカで実施された実験では、瞑想が及ぼす集中力への影響を調べられました。

実験の対象者
  • サンプル数:39人
  • 性別   :女性
  • 平均年齢 :40代中頃

実験の対象者は3つのグループにわけられました。

  • 瞑想
  • リラクゼーション
  • 待機

瞑想グループは、マインドフルネス瞑想を習います。
リラクゼーショングループは、骨格筋の緊張を解くリラックス法を習いました。
待機グループは、何も習いません。

実験のプログラム
  • 実施期間:8週間
  • 実施回数:週1回
  • 1セッション:2時間

そして、実験の開始前と終了後における集中力の変化を計測します。
マルチタスクを実施させて、どれだけタスクスイッチングするかを観察したそうです、

実験の対象者は、あるオフィスで事務作業を命じられました。
ただし、指示はあらゆる手段で飛んできます。

  • 電子メール
  • インスタントメッセージ
  • 電話
  • 部屋への訪問

タスクの中身もバラバラです。
マルチタスクを誘発された状況で、どのようにタスクを捌くかを評価します。

実験の結果、瞑想を行ったグループはマルチタスクが少なかったです。

  • タスクスイッチが24%ほど減った

瞑想を行うことで、目の前のタスクに集中できるようになります。

その2.脳血流を高める

脳の血流が悪いと認知機能は悪化します。
実際に、アルツハイマーになった人は脳血流が低いです。

瞑想は脳血流を高めます。

アメリカで実施された調査では、瞑想が及ぼす脳血流への影響を調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:16人
  • 性別   :女性
  • 平均年齢 :60.2歳

なお、調査の対象者は平均して34年ほどの瞑想の経験者です。

10分ほど瞑想を実践して、脳血流の変化を計測します。

調査の結果、いくつかの脳領域で血流の増加を確認できました。

  • 両側の前帯状回
  • 両側の背外側前頭皮質

瞑想することで、脳は活性化します。

その3.脳の構造を変化させる

瞑想にじっくり取り組むことで、脳の構造は変化します。

NeuroImageという学術雑誌に掲載された調査では、瞑想が及ぼす脳への影響を調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:44人
  • 男性   :41%
  • 女性   :59%
  • 平均年齢 :53歳

調査の対象者は2つのグループからなります。

  • 瞑想の経験者
  • 瞑想の未経験者

瞑想の経験者は、平均して24年ほど瞑想の経験があったそうです。
59%の人がほぼ毎日10分以上の瞑想に取り組んでいました。

調査の対象者は、MRIで脳をスキャンされました。
そして、瞑想の経験者と未経験者の脳を比較します。

調査の結果、次のことがわかりました。

瞑想の経験者
  • 右側の海馬の体積が大きい
  • 右側の眼窩前頭皮質の灰白質が大きい

もし、海馬や前頭皮質が小さいと認知機能に支障をきたします。
大きいということは、認知機能は健全である傾向が高いです。

脳の老化を遅らせる

瞑想を長期間に渡って取り組むことで、若々しい脳を保つことができます。

NeuroImageという学術雑誌に掲載された調査では、瞑想が及ぼす脳の老化への影響を調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:100人
  • 男性   :56%
  • 女性   :44%
  • 平均年齢 :51.4歳

調査の対象者は2つのグループからなります。

  • 瞑想の経験者
  • 瞑想の未経験者

瞑想の経験者は、平均して19年ほど瞑想の経験があったそうです。

調査の対象者は、脳年齢がわかるスキャナーで脳をスキャンされました。

調査の結果、次のことがわかりました。

瞑想の経験者
  • 脳年齢が7.5歳若い

脳年齢が若いということは、脳の老化(縮小)が進んでいないということです。
瞑想を長期間続けることで脳は若返ります。

まとめ

頭が良くなりたい人は脳トレよりも瞑想をしましょう。
瞑想は認知機能を鍛えてくれます。

瞑想の具体的なやり方は、次の書籍がオススメです。

鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング

マインドフルネスストレス低減法

まずは、1日10分の瞑想に取り組んでみましょう。

参考論文

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