冬はインフルエンザや風邪が流行します。
毎年、かかっているという人もいるでしょう。
まともな生活習慣を送ることは予防になります。
ですが、免疫力が低い人はそれでも物足りません。
更に、免疫力を高める努力が必要です。
では、具体的に何をすればいいか?
それは「瞑想」です。
瞑想をする
↓
副交感神経が高まる
↓
免疫力が強化される
↓
インフルエンザや風邪にかかりにくくなる
では、瞑想がインフルエンザや風邪に効くというデータを2つ見ていきましょう。
その1.免疫力を強化する
スペインで実施された調査では、瞑想者の免疫力を調べられました。
調査の対象者は2つのグループからなります。
- 瞑想の経験者
- 瞑想の未経験者
瞑想の経験者は、平均して7年の瞑想の経験がありました。
調査では、血液検査を実施して血液中の免疫細胞を調べたそうです。
調査の結果、次のことがわかりました。
B細胞もNK細胞も免疫細胞の一種です。
多いということは、免疫力が高いと言えます。
その2.風邪やインフルエンザを予防する
瞑想することで、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症を予防することができます。
アメリカで実施された実験では、瞑想が及ぼす呼吸器感染症への影響を調べられました。
実験の対象者は3つのグループにわけられました。
- 瞑想
- 運動
- 待機
瞑想グループは、MSBR(マインドフルネスストレス低減法)を習います。
毎週2時間半のグループセッションと自宅で毎日45分瞑想したそうです。
運動グループは、中程度の運動強度で運動します。
毎週2時間半の器具を使った運動(ルームランナーなど)と毎日45分ウォーキングをしたそうです。
待機グループは、何もしません。
比較対象として用意されました。
そして、実験の期間中における呼吸器感染症の発症を追跡します。
実験の結果、瞑想と運動の両グループで呼吸器感染症の予防効果が見られました。
ただし、瞑想の方が効果は高いです。
風邪やインフルエンザにかかりやすい人は瞑想をしましょう。
まとめ
瞑想は免疫力を高めて、風邪やインフルエンザを予防してくれます。
瞑想をする
↓
副交感神経が高まる
↓
免疫力が強化される
↓
インフルエンザや風邪にかかりにくくなる
毎年、かかっている人は瞑想をオススメします。
瞑想の具体的なやり方は、次の書籍がオススメです。
まずは、1日10分の瞑想に取り組んでみましょう。
- Mindfulness meditation and the immune system: a systematic review of randomized controlled trials
- Autonomic Nervous System and Immune System Interactions
- Psychological Stress and the Human Immune System: A Meta-Analytic Study of 30 Years of Inquiry
- Levels of immune cells in transcendental meditation practitioners
- Alterations in Brain and Immune Function Produced by Mindfulness Meditation
- Meditation or Exercise for Preventing Acute Respiratory Infection: A Randomized Controlled Trial
Comments