ビタミンDは腸の炎症を抑える

アイキャッチ栄養療法
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ビタミンDが足りていないと腸は荒れます。
お腹の調子が悪い方はビタミンDが不足しているかもしれません。

実際に、IBD(炎症性腸疾患)やIBS(過敏性腸症候群)はビタミンDが欠乏していることが原因の一つとされています。

というのも、ビタミンDは腸のバリア機能を維持するために使われているからです。
もし、ビタミンDが不足すれば腸は炎症を起こすでしょう。

では、ビタミンDが腸の炎症を抑えるというデータを2つ見ていきましょう。

その1.IBSはビタミンD不足

サウジアラビアで実施された調査では、IBSの多くがビタミンD欠乏症でした。

調査の対象者
  • サンプル数:160人
  • 男性   :21%
  • 女性   :79%
  • 平均年齢 :40代

なお、調査の対象者のうち38%がIBSの患者とのこと。

調査の結果、次のことがわかりました。

ビタミンD欠乏症(50nmol/L未満)の割合
  • IBSではない人:31%
  • IBSの人:82%

IBSの人は大多数がビタミンD欠乏症に陥っています。

その2.IBSを改善する

エジプトにあるタンタ大学の実験では、ビタミンDの摂取がIBSを改善しました。

実験の対象者
  • サンプル数:112人
  • 男性   :46%
  • 女性   :54%
  • 平均年齢 :16歳

なお、実験の対象者は全員ビタミンD欠乏症と判断されたIBSの患者とのこと。
集められたIBS患者は便秘型や下痢型、混合型、分類不能型の4種です。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • ビタミンD
  • プラセボ

プラセボは偽薬のことで、中身はなんの効果もない物質が入っています。
比較対象として用意されたグループです。

それぞれのグループでビタミンD又はプラセボを毎日摂取させられました。

実験のプログラム
  • 実施期間:6ヶ月
  • 経口摂取量:1日あたり2,000IU

実験の結果、ビタミンDを摂取したグループはIBSが改善しました。

  • IBSの重症度が30%緩和した
  • 人生の質が1.3倍増加した

ビタミンDによって腸が強化されたようです。

まとめ

IBD(炎症性腸疾患)やIBS(過敏性腸症候群)はビタミンDが欠乏している可能性があります。
ビタミンDを増やすには食事や日光が重要です。

ただ、IBSは多因子性疾患と言われていて、原因が一つではありません。
ストレス由来のものもあれば、ねじれ腸が原因の場合もあります。

ですが、腸の炎症が原因の場合であれば、ビタミンDは効果を発揮するハズです。
一度、試す価値はあると思います。

アメリカのRDA(推奨される食事制限)によると1日に必要なビタミンDの量は次のとおりです。

  • 成人男性:600IU
  • 成人女性:600IU

もし、ビタミンD不足であれば倍くらい摂っても構いません。
今回紹介した実験では2,000IUのビタミンDが使われていました。

安定してビタミンDを摂取するにはサプリメントがオススメです。

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私もサプリメントで1日1錠(2,000IU)摂取しています。
今のところ、お腹は快調です!

もし、効果がなかった場合は運動なども実践されると良いでしょう。

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