瞑想は希死念慮を鎮める

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希死念慮とは死にたい気持ちのこと。
うつ病になったり、耐えられない不幸な出来事に遭遇すると希死念慮は湧いてきます。

一度、希死念慮に襲われると思考が停止して何も手が付かなくなるでしょう。
ベッドから起き上がる気力も失われてしまいます。

希死念慮は非常に厄介な感情です。
ですが、鎮める方法はあります。

それは「瞑想」です。

では、瞑想が希死念慮を鎮めるというデータを2つ見ていきましょう。

その1.希死念慮を抑える

瞑想は「今ここ」に集中して、未来への不安や過去への後悔を緩和させる力があります。
希死念慮も「今ここ」に集中することで抑えることができるようです。

アメリカで実施された実験では、毎日のマインドフルネス瞑想により希死念慮を抑えました。

実験の対象者
  • サンプル数:100人
  • 男性   :54%
  • 女性   :46%
  • 平均年齢 :11.79歳

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 瞑想をする
  • 瞑想をしない

瞑想をするグループのみ、毎日マインドフルネス瞑想を行います。

実験のプログラム
  • 実施期間:6週間
  • 実施回数:1日1回
  • 1セッション:3〜12分

ゆっくりと息を整え呼吸のカウントを行ったそうです。

また、思考や感情が浮かんできたらラベリングを行います。
ラベリングとは自己を客観的に見て思考や感情を言葉に表すこと。
退屈と感じたなら「今、自分は退屈している」とラベリングします。

実験の結果、マインドフルネス瞑想が希死念慮を抑えました。
希死念慮を抱えている人の割合が実験終了後に0%になっています。

希死念慮を抱えている人の割合
  • 瞑想をした   :1.9%→0%
  • 瞑想をしていない:2.1%→10.4%

それに対して、瞑想をしていないグループは増加してしまいました。
毎日の瞑想習慣は希死念慮を抑えたと言えるでしょう。

その2.メンタルヘルスを向上させる

瞑想はメンタルヘルスを向上させ、希死念慮を鎮めます。

アメリカにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校の実験では、瞑想により総合的にメンタルヘルスが向上しました。

実験の対象者
  • サンプル数:79人
  • 男性   :89%
  • 女性   :11%
  • 平均年齢 :60歳

なお、実験の対象者は全員現役を引退した軍人とのこと。

そして、実験の対象者は「マインドフルネスベースのストレス低減コース」を受講しました。

実験のプログラム
  • 実施期間:9週間
  • 実施回数:週1回
  • 1セッション:2時間

実施されたコースの内容は次のようなものです。

  • 通常のマインドフルネス瞑想
  • 地面と足の感触に集中するウォーキング瞑想
  • イメージの中で自分や他者に対して愛情のある言葉を使用する優しさの瞑想

などなど。

実験の結果、瞑想の介入により総合的にメンタルヘルスが向上しました。

  • 不安が34%減った
  • 抑うつが31%減った
  • 希死念慮が47%減った

負の感情がすっきり洗い流されたと言えます。

まとめ

希死念慮に襲われないために、瞑想をする習慣を身に着けましょう。
瞑想と言われると難しく感じますが、ポイントはメタ認知を鍛えることです。

メタ認知は自分を客観的に見る力のこと。
まるで、ゲームの登場人物のように自分を捉えることで負の感情を切り離せます。

詳しい瞑想やメタ認知のやり方は、こちらの書籍がオススメです。

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