セロトニンを増やすブライトライト

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ブライトライトとは、うつ病やSAD(季節性情動障害)などの治療にも使われている高度照明器具です。
このような光を浴びる専用の器械になります。

ブライトライト

ブライトライトを使って1万ルクスほどの光を大量に浴びることで情緒は安定化します。
ちなみに、1万ルクスは曇り空の日照程度です。

なぜ、光を浴びることで情緒が安定化するのかというと精神を安定させるセロトニンが増加するからです。
落ち込みやすい方や不安になりやすい方はブライトライトを浴びましょう。
セロトニンを増やすことができます。

では、ブライトライトの効果についてデータを2つ見ていきましょう。

その1.思考が柔軟になる

セロトニン機能が弱い人は物事に対して固執しがちです。
ラットを使った実験でも、セロトニンの不足は脅迫的な儀式行動や攻撃性に結び付けられています。
セロトニンが不足すると頭が凝り固まってしまうと言えるでしょう。

しかし、ブライトライトで光を浴びることで思考は柔軟になります。

カナダにあるマギル大学の実験では、強い日照を多く浴びた人ほど思考が柔軟な傾向を示しました。

実験の対象者
  • サンプル数:35人

実験では、日常的に浴びている光の強さや量が及ぼす行動や感情への影響が調べられました。

実験の対象者は、冬と夏の2シーズンに渡って手首に光の計測機を付けて生活をさせられたそうです。

実験のプログラム
  • 実施期間:40日間(冬20日、夏20日)

実験の結果、平均して1,000ルクス以上の光を1日あたり19.6分浴びていたとのこと。
1,000ルクスは日当たりの良い窓際の席ぐらいの光の強さです。

この1,000ルクス以上の光を浴びていた時間が行動や感情に関連していました。

1,000ルクス以上の光を平均より多く浴びていた人
  • 気分が良い
  • 喧嘩が少ない
  • 協調性が高い行動を取る

総じて思考が柔軟であると言えるでしょう。
ブライトライトを使えば余裕で1,000ルクス以上の光を浴びれます。

その2.SAD(季節性情動障害)に効く

SADは冬季うつ病とも言われます。
主に冬になると気分が落ち込み、春になると回復してくるという症状です。

原因は日照不足によるセロトニンの不足。
実際に春と夏に比べ秋と冬はセロトニンの濃度が下がることがわかっています。

ブライトライトはセロトニンを増やしてくれるので、SADに効果的です。

アメリカにあるメリーランド大学の実験では、ブライトライトがSADに効きました。

実験の対象者
  • サンプル数:79人
  • 男性   :58%
  • 女性   :42%
  • 平均年齢 :44歳

なお、実験の対象者は全員SADの患者とのこと。

実験の対象者は2つの条件で光を浴びました。

  • 10,000ルクスの光
  • 50ルクスの薄暗い赤い光

それぞれ1時間づつ浴びたそうです。

実験の結果、10,000ルクスの光の方が抑うつ症状を低下させました。

  • 抑うつ症状が13%低下した

単発でこれほど効果があるので、毎日浴びれば情緒は安定してくるでしょう。

まとめ

ブライトライトはセロトニンを増やし情緒を安定化させます。
落ち込みやすい方や不安になりやすい方はブライトライトがオススメです。

毎日、1時間以上浴びると良いでしょう。

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また、概日リズムの修正にもブライトライトは効果的です。
体内時計がズレて眠れない方にも効果を発揮するでしょう。

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