うつ病の寿命は〇〇歳

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うつ病にかかると寿命が縮まると言われています。
健康な人に比べ短命です。

もちろん、うつ病の人は自ら命を断ってしまうリスクが高いため寿命が短くなるという側面もあります。
ですが、それを差し引いても寿命が短いのです。

うつ病のだいたいの寿命は63〜79歳ぐらいと言えるでしょう。

では、うつ病と寿命の関係についてデータを3つ見ていきましょう。

その1.寿命が8年短い

アメリカで実施された1999年〜2011年までの大規模な追跡調査では、うつ病の寿命について調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:28,439人

このうち、6.4%がうつ病とのこと。

調査の結果、うつ病の人は健康な人と比べ寿命が8年短いことがわかりました。

主な死因
  • 感染症
  • 心臓病
  • 肺疾患

自殺による死亡例は少なかったそうで、うつ病の人は何かしらの病気にかかって寿命が縮まるということです。

その2.重度のうつ病はより短命

入院するほど重度のうつ病であれば、もっと短命です。

日本で実施された24年間にも及ぶ追跡調査では、重度の精神疾患を持つ人の寿命について調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:254人

なお、調査の対象者は重度の精神疾患を患っており病院に入院した累積の平均期間が15.6年だそうです。

調査の結果、次のことがわかりました。

重度の精神疾患を持つ人の平均寿命
  • 男性:63.2歳
  • 女性:62.6歳

自然死が最も多い死因で73.3%だったそうです。

その3.心血管疾患の死亡率が高い

うつ病は死因は様々ですが、とくに心血管疾患の死亡率が高いとされています。

心血管疾患とは心臓や血管など循環器系の疾患です。
心不全や心筋梗塞などが該当します。

アメリカのサンフランシスコで実施された調査では、抑うつと心血管疾患の関連が調べられました。

調査の対象者
  • サンプル数:1,017人

なお、調査の対象者のうち19.6%がうつ病と診断されるレベルです。

調査の結果、抑うつ症状がある人は心血管イベントの発生率が31%も高かったそうです。

心血管イベント
  • 心不全
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 一過性脳虚血発作
  • 死亡

うつ病になるほどストレスに晒されているなら、心臓への負担は大きいことでしょう。

心血管疾患のリスクを下げる方法

うつ病は心血管疾患のリスクが高いです。

しかし、そのリスクは下げることはできます。
日常的に運動をしている人は、うつ病を患っていても心血管疾患になりにくいそうです。

しかも、運動はうつ病の再発を抑える力もあります。
うつ病にとって運動は、まさに一石二鳥。

少しでも長生きしたい方は運動をしましょう。

まとめ

厚生労働省が発表した2019年の日本人の平均寿命は次の通りです。

  • 男性:81.41歳
  • 女性:87.45歳

うつ病にかかると、そこから8年くらいは短命になります。
さらに、重度のうつ病だと寿命は63歳程度です。

となると、うつ病のだいたいの寿命は63〜79歳ぐらいと言えるでしょう。

とくに、うつ病は心血管疾患になりやすいです。
長生きしたい方は運動をすること。
2〜3日に1回30分程度のジョギングをすると良いでしょう。

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