グリシンとはアミノ酸の一種で、寝付きを良くすると言われています。
というのも、グリンシンには深部体温を下げる働きがあるそうです。
深部体温とは体の内面の温度のこと。
睡眠と深部体温には関わりがあり、深部体温が下がることで眠りにつくことができます。
もし、深部体温が高い状態だとなかなか眠りにつけません。
実際に不眠症の人は深部体温が下がるのに2時間も遅れていたというデータもあります。
つまり、寝付くためには深部体温を下げることが重要ということ。
そして、グリシンは深部体温を下げる有効な手段となります。
では、グリシンが睡眠に効くというデータを2つ見ていきましょう。
その1.グリシンは寝付きを良くする
日本で実施された実験では、グリシンの摂取により寝付きが良くなりました。
なお、実験の対象者は軽度の睡眠障害を抱えています。
実験の対象者は2つの条件で睡眠の質を評価されました。
- グリシン(3g)
- プラセボ
プラセボは偽薬のことで、中身はなんの効果もない物質が入っています。
比較対象として用意されました。
グリシン又はプラセボを就寝の1時間前に摂取して、睡眠の質を比較するためです。
実験の結果、グリシンを摂取したことにより寝付きが良くなりました。
寝付くまでにかかった時間が半分以下になっています。
その2.グリシンは熟睡できる
先程の実験の続きです。
睡眠の満足度や翌日の眠気が調べられました。
グリシンを摂取した日は眠りが深くなっています。
自己申告による睡眠の満足度がプラセボよりグリシンの方が高かったです。
また、グリシンを摂取した翌日は眠気が少なくなっています。
熟睡できていると言えるでしょう。
まとめ
なかなか寝付けない人は深部体温が高い状態です。
深部体温を下げることで、眠りにつくことができます。
グリシンを摂取すると深部体温は下がり、眠りにつくことができるでしょう。
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- The Temperature Dependence of Sleep
- The Sleep-Promoting and Hypothermic Effects of Glycine are Mediated by NMDA Receptors in the Suprachiasmatic Nucleus
- Glycine ingestion improves subjective sleep quality in human volunteers, correlating with polysomnographic changes
- The Effects of Glycine on Subjective Daytime Performance in Partially Sleep-Restricted Healthy Volunteers