過敏性腸症候群にプロバイオティクスのすすめ

アイキャッチ栄養療法
この記事は約6分で読めます。

慢性的な下痢や便秘を抱えているなら、IBS(過敏性腸症候群)の可能性があります。
かくいう私もIBSです。
万年、お腹を壊しています。

IBSの人生はトイレとの格闘とも言っても過言ではありません。
この戦いから解放されたなら、きっと幸せに満ちていることでしょう。

そんなお腹が弱いIBSにオススメなのが、プロバイオティクスです。

プロバイオティクスはIBSに効く

プロバイオティクスとは、ビフィズス菌や乳酸菌といった人体に良い影響を与える善玉菌のこと。
納豆やキムチ、ヨーグルトといった発酵食品にプロバイオティクスは含まれています。

なんとなく発酵食品が腸に効くというのは聞いたことがあるでしょう。
実際のところ、プロバイオティクスを摂取することでIBSに効果が見られています。

では、プロバイオティクスがIBSに効くというデータを4つ見ていきましょう。

その1.IBSはビフィズス菌が半分しかなかった

オランダで実施された調査では、IBS患者に腸内細菌の異常が見られました。

調査の対象者
  • IBS患者   :41人
  • IBSではない人:26人

調査の対象者は、十二指腸の粘膜や糞便に含まれる腸内細菌を調べられたそうです。

調査の結果、IBS患者はビフィズス菌が明らかに不足していました。
ビフィズス菌がIBSではない人の半分程度しかなかったそうです。

その2.プロバイオティクスでIBS症状が21%減少した

腸内細菌が不足していたIBS患者ですが、プロバイオティクスを使って充足させるとIBS症状が和らぐそうです。

イギリスのキングスカレッジ病院の実験では、プロバイオティクスがIBS症状を減少させました。

実験の対象者
  • サンプル数:186人
  • 男性   :31%
  • 女性   :69%
  • 平均年齢 :30代後半

なお、実験の対象者は全員IBSの患者とのこと。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • プロバイオティクス
  • プラセボ

プラセボは偽薬のことで、中身はなんの効果もない物質が入っています。
比較対象として用意されたグループです。

それぞれのグループでプロバイオティクス又はプラセボを毎日摂取させられました。

実験のプログラム
  • 実施期間 :12週間
  • 経口摂取量:体重1キロあたり1mL

また、摂取されたプロバイオティクスに含まれていた菌は4種類です。

  • ラクトバチルス・ラムノサス菌
  • ラクトバチルス・プランタラム菌
  • ラクトバチルス・アシドフィルス菌
  • エンテロコッカス・フェシウム菌

実験の結果、プロバイオティクスを摂取したグループの方がIBS症状を減少させました。

  • 総合的なIBS症状が21%減少した

腹痛やお腹の張り、便通が良くなったそうです。

その3.プロバイオティクスは下痢を43%減少させた

インドで実施された実験では、プロバイオティクスが下痢に効きました。

実験の対象者
  • サンプル数:36人
  • 男性   :47%
  • 女性   :53%

なお、実験の対象者は全員下痢が優勢なIBSの患者とのこと。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • プロバイオティクス
  • プラセボ

それぞれのグループでプロバイオティクス又はプラセボを毎日摂取したそうです。

実験のプログラム
  • 実施期間:90日

また、摂取されたプロバイオティクスに含まれていた菌は1種類のみです。

  • バチルス・コアグランス菌

実験の結果、プロバイオティクスを摂取したグループは下痢症状を中心に症状が良くなりました。

  • 下痢症状が43%減少した
  • お腹の張りが42%減少した
  • 嘔吐が47%減少した
  • 腹痛が68%減少した

その4.プロバイオティクスは便秘にも効く

イタリアで実施された実験では、プロバイオティクスは便秘にも効果を発揮しています。

実験の対象者
  • サンプル数:150人

なお、実験の対象者は全員便秘が優勢なIBSの患者とのこと。

こちらの実験でもプロバイオティクスを摂取したことで、便秘症状を中心に症状が良くなりました。
総合的なIBS症状が36%減少しています。

便秘にもプロバイオティクスは効くということです。

まとめ

プロバイオティクスを摂取することで腸内環境は整うでしょう。
普段、プロバイオティクスを含む食品を摂取していない方は摂取をオススメします。

ただ、IBSは多因子性疾患と言われていて、原因が一つではありません。
ストレス由来のものもあれば、ねじれ腸が原因の場合もあります。

ですが、腸内細菌の活動が原因の場合であれば、プロバイオティクスは効果を発揮するハズです。
一度、試す価値はあると思います。

プロバイオティクスは普段の食事から摂取できますが、サプリメントで摂ることもできます。
安定して摂取するにはサプリメントの方がオススメです。

[海外直送品] ナウフーズ   プロバイオティック  Probiotic-10 (TM) 100 Billion 30.0 Vcaps

こちらのサプリメントにはビフィズス菌や乳酸菌を含む10種類の菌が配合されています。

私もサプリメントで1日1錠摂取しています。
今のところ、お腹は快調です!

もし、効果がなかった場合は運動なども実践されると良いでしょう。

IBS(過敏性腸症候群)を治す本

タイトルとURLをコピーしました