血糖値スパイクは亜鉛で防げ!

アイキャッチ栄養療法
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血糖値スパイクとは食後に血糖値が急激に高まる症状のことです。
この血糖値スパイクが起こると色々困ったことが起きます。

糖質を含んだ食事をする

血糖値が急上昇する

遅れてインスリンが分泌される

血糖値が下がりすぎて低血糖になる

集中困難・眠気が発生する

血糖値を上げるためにストレスホルモンが分泌される

不安やイライラを感じる

血糖値スパイクが起きると何も良いことはありません。
予防できるなら予防するに越したことはないでしょう。

そこで、血糖値スパイクを予防する方法として亜鉛が効果的です。

亜鉛は血糖値を安定化させる

血糖値スパイクを防ぎたければ、亜鉛を摂取することです。

というのも、血糖値が高まると膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞からインスリンが分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンです。

このインスリンの合成や貯蔵、分泌に亜鉛が関わっています。
つまり、亜鉛が不足するとインスリン機能が弱まるということ。

逆に、亜鉛をしっかり摂取していればインスリン機能は正常に働くでしょう。
事実、2型糖尿病は亜鉛で改善したというデータがたくさん出ています。

では、亜鉛と血糖値の関係について4つデータを見ていきましょう。

その1.2型糖尿病は血液中の亜鉛濃度が低い

インドにあるアッサム医科大学の調査では、2型糖尿病患者の血液検査が実施されました。

調査の対象者
  • サンプル数:100人
  • 年齢   :30代以上

なお、調査の対象者のうち半分は2型糖尿病患者です。

調査では血液検査を行い、健康な人と2型糖尿病患者の血液中の亜鉛濃度を調べられました。

調査の結果、明らかに2型糖尿病患者の亜鉛濃度が低かったです。

2型糖尿病患者
  • 血液中の亜鉛濃度が27%低い

その2.亜鉛を1日17mg摂取していると2型糖尿病のリスクが下がる

オーストラリアで実施された大規模調査では、亜鉛の摂取量と2型糖尿病のリスクに関連が見られました。

調査の対象者
  • サンプル数:8,921人
  • 性別   :女性
  • 年齢   :45〜50歳

なお、調査は6年に渡って追跡されたそうです。
調査期間の間で2型糖尿病を発症したのが333人とのこと。

調査の結果、1日あたりの亜鉛の摂取量が多いほど2型糖尿病のリスクが低下しました。

亜鉛の摂取量
  • 上位20%:1日17.35mg
  • 下位20%:1日5.94mg

下位20%グループの2型糖尿病のリスクは上位20%グループの倍です。

その3.亜鉛はインスリン感受性を31%高める

糖尿病の方はインスリン感受性が悪いとされています。
インスリン感受性とは、インスリンの効きの良さことです。

もし、インスリン感受性が悪いと次のような状態になります。

食事をする

血糖値が上がる

インスリンが分泌される

インスリンの効きが悪く、なかなか血糖値が下がらない

大量のインスリンを必要とする

イランで実施された実験では、亜鉛の摂取によってインスリン感受性が高まったそうです。

実験の対象者
  • サンプル数:60人
  • 男性   :41%
  • 女性   :59%
  • 平均年齢 :9.1歳

なお、実験の対象者は全員肥満体型です。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 亜鉛
  • プラセボ

プラセボは偽薬のことで、中身はなんの効果もない物質が入っています。
比較対象として用意されたグループです。

それぞれのグループで亜鉛又はプラセボを毎日摂取させられました。

実験のプログラム
  • 実施期間 :8週間
  • 経口摂取量:20mg

実験の結果、亜鉛を摂取したグループはインスリン感受性が31%ほど高まったそうです。
亜鉛はインスリンの効きを良くする働きがあると言えます。

その4.亜鉛が空腹時&食後の血糖値を下げた

スリランカで実施された実験では、亜鉛の摂取により空腹時&食後の血糖値が下がりました。

実験の対象者
  • サンプル数:96人
  • 男性   :34%
  • 女性   :66%
  • 平均年齢 :54歳

なお、実験の対象者は全員2型糖尿病とのこと。

実験の対象者は3つのグループにわけられました。

  • 亜鉛あり(22mg)のマルチビタミン/ミネラル
  • 亜鉛なしのマルチビタミン/ミネラル
  • プラセボ

それぞれのグループでマルチビタミン/ミネラル又はプラセボを毎日摂取させられました。

実験のプログラム
  • 実施期間:4ヶ月

実験の結果、亜鉛を摂取したグループのみ血糖値が下がったそうです!

  • 空腹時の血糖値が6%下がった
  • 食後の血糖値が15%下がった

とくに血糖値が高くなりやすい人ほど、効果が見られています。

食後の血糖値が安定化すれば、血糖値スパイクを防げると言えるでしょう。

まとめ

血糖値スパイクが起きると、良いことは何もありません。

糖質を含んだ食事をする

血糖値が急上昇する

遅れてインスリンが分泌される

血糖値が下がりすぎて低血糖になる

集中困難・眠気が発生する

血糖値を上げるためにストレスホルモンが分泌される

不安やイライラを感じる

慢性的な疲労やメンタルの悪化に繋がります。

血糖値スパイクを防ぐ方法は亜鉛です。
亜鉛を摂取することで、血糖値は安定化します。

しっかり毎日、摂取しましょう。

アメリカのRDA(推奨される食事制限)によると1日に必要な亜鉛の量は次のとおりです。

  • 成人男性:14mg
  • 成人女性:9mg

もし、亜鉛不足であれば倍くらい摂っても構いません。
今回紹介した実験では22mgの亜鉛が使用されていました。

安定して亜鉛を摂取するにはサプリメントがオススメです。

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私もサプリメントで1日1錠摂取しています!
もちろん、亜鉛の過剰摂取には気をつけて下さい。

それから、糖質を含んだ食事を減らすことも意識しましょう。
折角、亜鉛を摂取しても糖質が過剰だと意味がありません。

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