不安・パニックに効く!5-HTPはセロトニンをブーストさせる

アイキャッチ栄養療法
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セロトニンが不足していると情緒が安定しません。
不安やパニックになりやすい方はセロトニンが不足している可能性があります。

では、どうやってセロトニンを増やすかというと栄養が必要です。
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から生成されます。

トリプトファン

5-HTP

セロトニン

5-HTPとはセロトニンの前駆体となるアミノ酸です。

実はトリプトファンを摂るより、5-HTPを摂った方がセロトニンを効率よく増やせます。
セロトニンを増やし、不安やパニックを抑えるには5-HTPが効果的ということです。

では、セロトニンと不安・パニックの関係についてデータを見ていきましょう。

セロトニンが枯渇するとパニックを引き起こす

イギリスにあるブリストル大学の実験では、セロトニンの枯渇がパニックを引き起こしました。

実験の対象者
  • サンプル数:14人
  • 男性   :50%
  • 女性   :50%
  • 平均年齢 :40.6歳

なお、実験の対象者は全員パニック障害の治療中です。
また、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)による薬物治療により良好な経過を経ています。

実験の対象者は、セロトニンの元であるトリプトファンを1日抜いて過ごしました。
トリプトファンを抜けば、セロトニンは枯渇するでしょう。

実験の結果、良好な経過を経ていたパニック障害の人が再びパニックを起こしました。

  • 50%の人がパニックを再発した
  • 21%の人が抑うつが悪化した

パニックになりやすい方は、セロトニンが不足している可能性があります。

トリプトファンを摂取すると情緒が安定する

アメリカにあるノースダコタ大学の実験では、トリプトファンの摂取により情緒が安定しました。

実験の対象者
  • サンプル数:25人
  • 平均年齢 :20.5歳

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 低トリプトファン:体重1kgあたり5mg摂取
  • 高トリプトファン:体重1kgあたり10mg摂取
実験のプログラム
  • 実施期間:4日間

実験の結果、高トリプトファングループの方が情緒が安定していました。

  • 不安が小さい
  • イライラが少ない
  • 抑うつが小さい

トリプトファンの摂取が多ければ多いほど良いというわけではありませんが、十分な量を摂取することでセロトニンが生成され情緒が安定します。

5-HTPを摂った方が効率よくセロトニンを増加できる

トリプトファンを摂取すればセロトニンが増加します。

ですが、摂取したトリプトファンの全てがセロトニンになるわけではありません。
他の物質の生成にもトリプトファンは使われます。

もし、効率よくセロトニンを生成したければ、5-HTPを摂取した方が手っ取り早いです。
5-HTPとはセロトニンになる一歩手前のアミノ酸のこと。

トリプトファン

5-HTP

セロトニン

トリプトファンを摂るより、5-HTPを摂った方がセロトニンは増加しやすいです。

セロトニンを摂取しても脳内のセロトニンは増えない

ちなみに、セロトニンを直接摂った方が話が一番早いのではないかという疑問が浮かんだ方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、残念ながらセロトニンを直接摂取しても脳内のセロトニンは増えません。

脳には血液脳関門というバリアが貼ってあります。
そのバリアを通過できる物質は限られていて、セロトニンはバリアを突破できません。
それに対して、トリプトファンや5-HTPはバリアを通過できます。

そのため、セロトニンの元となるトリプトファンや5-HTPを脳に届けて、脳内でセロトニンを生成する必要があるということです。

5-HTPはパニックを防ぐ

では、5-HTPがトリプトファンと同じく効果を発揮するかということが気になると思います。

オランダにあるマーストリヒト大学の実験では、5-HTPの摂取によりパニック発作を防ぎました。

実験の対象者
  • サンプル数:24人
  • 男性   :54%
  • 女性   :46%
  • 平均年齢 :39.9歳

なお、実験の対象者は全員パニック障害の患者です。

実験の対象者は2つのグループにわけられました。

  • 5-HTP(200mg)
  • プラセボ

プラセボは偽薬のことで、中身はなんの効果もない物質が入っています。
比較対象として用意されたグループです。

それぞれのグループで5-HTP又はプラセボを摂取させた後にパニックを誘発させる実験が行われました。
呼吸器を使ってCO2濃度35%の酸素を吸引させたそうです。

実験の結果、パニック発作を起こした割合に差が見られました。

パニック発作を起こした割合
  • 5-HTP:25%
  • プラセボ:75%

5-HTPを摂取した方がパニック発作を防げています。

まとめ

セロトニンが不足すると、不安やパニックを引き起こします。
5-HTPを摂ることでセロトニンは効率良く生成されるでしょう。
不安やパニックを抑えることができます。

もし、5-HTPに興味を持たれた方はiHerbというサイトで購入して下さい。
Amazonで売っていません。

私もiHerbで5-HTPを購入しています。

5-HTP

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Now Foods, 5-HTP(ヒドロキシトリプトファン), 100 mg, 60 Vキャップス

ただし、注意点として5-HTPを摂取することでセロトニンが増えすぎる可能性があります。
セロトニンが増えすぎるのも問題です。

副作用には気をつけて下さい。

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 眠気

などなど。
副作用が現れた場合は、服用を中止して下さい。

それから「日光」と「運動」もセロトニンを分泌するために必要です。

できれば、20分ほどジョギングしましょう。
セロトニンが分泌されます。

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