鉄不足はASDを引き起こす

アイキャッチASD(自閉症スペクトラム障害)
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鉄は脳にとって非常に重要なミネラルです。
やる気や精神の安定に関わるドーパミンやセロトニンの元になります。

鉄が不足すると集中困難になり情緒も安定しません。
それだけでなく精神の発達に関わってきます。

事実、幼少期に鉄不足に晒されるとASD(自閉症スペクトラム)のリスクが高まるそうです。

鉄不足になるとASDのリスクが高まる

ASDはセロトニン機能が弱いとされています。
そのため、常同行動(反復行動)や不安が強い傾向です。
セロトニンは精神の安定に欠かせません。

実はセロトニンの生成に鉄が関わっています。
鉄がタンパク質やビタミンB郡などと出会うことでセロトニンになります。

一時的に鉄が足りていない程度であれば問題ありません。

しかし、幼少期に鉄不足に晒されると脳の発達に影響します。
セロトニン機能が弱化してASDのリスクが高まるようです。

では、ASDと鉄の関係について2つデータを見ていきましょう。

その1.鉄不足は自閉的にさせる

アメリカにあるミシガン大学アナーバー校の実験では、鉄不足になると自閉的な傾向を示しました。

実験の対象者
  • 鉄不足ー経験済:40人
  • 鉄不足ー未経験:102人
  • 年齢     :5歳

鉄不足を経験した人は現在進行系で鉄不足というわけではなく、乳児期に中〜重度の鉄欠乏性貧血を患った層になります。

実験では、母親と協力し合うようなタスクが実施されたそうです。
そして、タスク中の振る舞いを評価したところ、鉄不足を経験した5歳児にはある特徴が見られました。

  • 会話が少ない
  • 身体活動が少ない
  • アイコンタクトが少ない
  • 肯定的な感情(笑いなど)の共有が少ない

総じて自閉的な傾向が強いと言えます。

その2.お母さんが鉄不足だと子供がASDになりやすい

スウェーデンで299,768人のお母さんと532,232人の子供を対象にした大規模調査では、お母さんが妊娠初期(30週以内)に鉄欠乏性貧血と診断されていたならASDやADHDの子供が生まれやすいそうです。

お母さんが貧血と診断された
  • ASDが生まれる確率 :4.9%
  • ADHDが生まれる確率:9.3%
お母さんが貧血と診断されなかった
  • ASDが生まれる確率 :3.5%
  • ADHDが生まれる確率:7.1%

もちろん、ASDの原因は多岐に渡るので、お母さんが全ての原因ではありません。

問題は子供が幼少期までの間に鉄不足に晒され続けるとASDのリスクが高まるということ。
他にも出産後に子供が鉄不足になると脳の発達が遅れるというデータもあります。

子供の鉄不足には気をつけましょう。

まとめ

鉄は脳の発達に欠かせない重要なミネラルです。
鉄不足に陥るとセロトニン機能が弱化します。
しっかり鉄の補給をしましょう。

できれば、鉄不足かどうか病院で調べてもらうのが一番です。
フェリチンやヘモグロビン、MCVなどの数値を確認すれば鉄不足かわかります。

また、鉄の補給はサプリメントで摂るのがオススメです。

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