鉄不足はIQを下げる

体内の鉄が不足するとIQが下がるそうです。
多くの実験で鉄と学力の関係が明らかになっています。

認知能力を高めるために、鉄は欠かせません。
鉄はやる気の源であるドーパミンやセロトニンの生成に関わっています。

もし、鉄が不足すると集中困難になり疲れやすくなるでしょう。

鉄不足はIQや学力に関係していた！

もし、次のような症状を抱えているなら鉄不足の可能性があります。

いくつか当てはまるなら、鉄不足かもしれません。

鉄はメンタルの維持や集中、やる気、精神の発達に関わっていて、それがIQや学力に影響を与えます。

では、鉄がIQや学力に影響を与えているというデータを3つほど見ていきましょう。

その1．鉄欠乏は数学のスコアが7点低い

アメリカにあるロチェスター大学の実験では、鉄欠乏の人は数学のスコアが低い傾向でした。

実験の対象者は血液検査と数学のテストを受けました。
鉄欠乏性貧血と判断された人は数学のスコアが低い傾向です。

約7点も差があります。

その2．鉄欠乏はIQが14%低い

タイにあるプリンス・オブ・ソンクラー大学の実験では、鉄欠乏の人はIQが低い傾向が見られました。

実験の対象者は、血液検査とIQ検査（WISC）を含むいくつかの学力検査を受けました。

実験の結果、ヘモグロビンの濃度が低い人ほどIQが低かったそうです。
ヘモグロビンとは酸素を運搬するタンパク質で、鉄が不足しているとヘモグロビンの濃度が下がります。

鉄欠乏性貧血の人は、ヘモグロビン濃度が高い人に比べ約14%もIQが低かったです。
また、国語や数学のスコアも同様で平均よりも低いという結果になりました。

その3．鉄欠乏はワーキングメモリーを弱める

インドのヴァドーダラー市立小学校で実施された実験では、鉄欠乏の人はワーキングメモリーなどが弱い傾向が見られました。

実験の対象者は、血液検査とIQ検査（WISC）を含むいくつかの検査を受けました。

実験の結果、鉄欠乏性貧血の人にはある特徴が見られました。

ワーキングメモリーは貧血になると影響を受けるようです。

鉄欠乏によるIQや学力の低下は鉄補給により防げる

鉄欠乏になると、IQや学力は低下します。

ですが、凹んだIQや学力は鉄補給により取り戻すことができます。
サプリメントなどで鉄を摂取することで、鉄欠乏を防ぐことができるでしょう。

鉄補給により短期記憶が向上した

アメリカのボルチモアにある高校で実施された実験では、鉄欠乏症の人に鉄補給をさせたところ短期記憶が向上したそうです。

なお、実験の対象者は全員、鉄欠乏症の女子高生とのこと。

実験の対象者の半分（37人）は8週間に渡り鉄を毎日補給します。
そして、8週間後に短期記憶が試されるタスクが実施されたそうです。

実験の結果、鉄を補給した人は短期記憶が向上しました！
鉄不足を解消することで凹んだIQや学力は取り戻せることができるでしょう。

まとめ

鉄は非常に大事なミネラルです。
不足するとIQや学力の低下を招きます。

鉄不足の方は体重 x 2~5mgは摂取しましょう。
ただ、鉄を摂りすぎると副作用も出るので病院で鉄不足か調べてもらった方が良いです。

もし鉄不足だった場合、食事で鉄を補うのは厳しいと言えます。
そういった場合は、サプリメントがオススメです！

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私もこのビスグリシン酸キレート鉄を愛飲しています。
毎朝1錠摂取しましょう！