ついつい、物事を先延ばしにしてしまう。
よくよく考えると不要なものを衝動買いしてしまう。
これらはセルフコントロール能力の欠如によるものです。

ついつい、やってしまう…
先延ばしグセや浪費グセに悩まされている方は多いでしょう。
私もその一人でした。
しかし、セルフコントロール能力は後天的に鍛えることができます!
今からでも遅くありません。
運動はセルフコントロール能力を鍛える!
セルフコントロール能力を鍛える方法はいくつか存在するのですが、レクチャーが不要でお手軽なものとなると数が限られます。
今回は、老若男女全ての人に効果があり、取り組みやすい方法を一つ紹介します。
その方法というのが、運動です。

運動シューズがあればできますね
運動に取り組むことで厄介な先延ばしグセや浪費グセにサヨナラできるでしょう。
事実、ADHDの衝動性は運動によって良くなります。
もちろん、ADHDではない方にも運動は効果的です。
2ヶ月間、運動を継続するとセルフコントロール能力が向上することがわかっています。
2ヶ月の運動でセルフコントロール能力が向上する
オーストラリアにあるマッコーリー大学の実験では、 2ヶ月の運動でセルフコントロール能力が大幅に改善しました。
なお、実験の対象者は全て運動不足な大学生とのこと。
実験の対象者は2ヶ月間、ジムで運動をしたそうです。
運動の内容はジムのスタッフによって個人ごとに調整されました。
主に有酸素運動や筋トレなどです。
実験の結果、運動前の状態に比べセルフコントロール能力が大幅に向上しました!
生活習慣も非常に良くなっています。
また、先延ばしグセや浪費グセも良い影響が見られました。
セルフコントロール能力の持続力が高まった
意志力には限りがあり、枯渇すればセルフコントロールを失うでしょう。
疲労すれば意志力は枯渇していきます。
つまり、セルフコントロール能力には持続力があるということ。

疲れていると魔が差しやすい
しかし、運動をすることで持続力を高めることができます。
実験では、ある注意散漫タスクが出題されました。
エディ・マーフィーのビデオを流しながら、集中力が必要とされるタスクを実施したそうです。

ノイズがある状況下で集中力を保てるか
ただし、注意散漫タスクの前に、いくつか疲労が蓄積されるタスクが出題されています。
セルフコントロール能力の持続力が高くないといい成績は出せないでしょう。
実験の結果によると、運動前の成績に比べ2ヶ月間の運動プログラムを終えた後の成績の方が高くなっています。
セルフコントロール能力の持続力が高まったと言えるでしょう。
生活習慣が改善した
2ヶ月間の運動の介入は生活習慣も改善しています。
喫煙やアルコール、カフェイン、ジャンクフードの消費量が減っています。
そして、健康的な食習慣が増加しました。

健康になりたければ運動しよう!
先延ばしグセが減った
運動は先延ばしグセにも効果的です。
勉強を先延ばしにして、テレビを見たり友だちと遊ぶなどの回数が減ったそうです。
また、コミットメントの失敗も減ったとのこと。

物事をやり遂げられるようになった
浪費グセが減った
運動によって浪費癖も減りました。
衝動買いや無駄な買い物が減ったそうです。
感情のコントロールもうまくなって、衝動性が抑えられています。
まとめ
運動は手っ取り早く、セルフコントロール能力を鍛える方法です。
週3回20分の運動を2ヶ月継続しましょう。
先延ばしグセや浪費グセは減ってくるハズです。
今からでもセルフコントロール能力は鍛えられます!
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