薬なしでADHDのやる気をハックする

アイキャッチADHD(注意欠陥・多動性障害)
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ADHDは注意散漫で集中力がありません。
集中しようにも眠気が襲ってきます。

結局、やる気を出すのは、いつも締め切りが迫ってからです。

ブレイブ
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間に合わなかったことは、何度もありますね。。。

集中困難だと人生の満足度も下がってしまいます。
なんとか、やる気を出したいものです。

ブレイブ
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でも、やる気がどうしても出ない…

やる気の源にはドーパミンが関わっています。
このドーパミン機能を強化すれば、ADHDのやる気をハックできます!

ドーパミン機能が弱いADHD

人間の脳には報酬系と呼ばれる、やる気を司る回路があります。
報酬系が機能していれば、余計な情報をシャットアウトして集中できるでしょう。

しかし、ADHDは報酬系が健全に機能していません。
なぜかと言うと、報酬系に関わりが深いドーパミンが不足しているからです。

ドーパミンは神経伝達物質といって、脳にある神経(ニューロン)に情報を届ける役割をします。

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セロトニンやノルアドレナリンも神経伝達物質の一つ

簡単に説明すると、ドーパミンがやる気を届けています。
分泌されたドーパミンが多ければ、やる気が出るということです。

ブレイブ
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ドーパミンが多すぎるのも問題ですが、適度に必要

しかし、ADHDはドーパミン機能が弱く、そのせいでやる気が出ません。

ドーパミン機能が弱いほど不注意が強まる

The Journal of the American Medical Associationという学術雑誌に掲載された実験では、ADHDの脳を調べられました。

実験の結果、ADHDはドーパミン受容体やドーパミントランスポーターと呼ばれるドーパミン機能の可用性が低いことがわかっています。

しかも、ドーパミン機能が弱いほど不注意症状が強くなるとのこと。

ブレイブ
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やる気がでないのは、ドーパミンさんが仕事をしていないから

ADHDのやる気をハックする方法

ADHDがやる気が出ない原因は、ドーパミン機能が弱いからです。
つまり、ドーパミン機能を強化することができれば、やる気が出てきます。

では、どうやってドーパミン機能を強化するか?

その方法の一つが「薬」に頼ること。
ADHDの薬であるコンサータを飲むと、やる気が出てくるのはコンサータがドーパミンの濃度を上昇させるからです。

ブレイブ
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副作用として腹痛や口渇、睡眠障害などアリ

ただし、コンサータを長期投与するとやる気を出しにくくなることがわかっています。
薬なしではやる気がでないという状態に陥るでしょう。

ブレイブ
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薬の投与量は必要最低限が望ましい

しかし、薬なしでADHDのやる気をハックする方法があります。

答えは「運動」です。
運動はドーパミンの分泌量を増やします。
ドーパミンが増えれば、やる気が出てくるでしょう。

しかもそれだけでなく、継続的に運動することでドーパミン機能が強化されます!
つまり、運動することでベースのドーパミン濃度が上がるのです。

ブレイブ
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脳の神経回路が鍛えられる

継続的な運動はドーパミン機能を強化する!

ドーパミン機能を強化するには、継続的に運動することです。
運動によってドーパミン機能の一つであるドーパミン受容体が増加し、可用性も高まります。

つまり、ベースのドーパミン濃度が上がって、やる気を出しやすくなるということ。

8週間の運動でドーパミン機能が強化された

アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の実験では、8週間の運動でドーパミン機能の強化が見られたそうです。

運動プログラム
  • 継続期間  :8週間
  • 実施回数  :週3回
  • 1セッション:1時間

実施された運動はジョギングや筋トレです。
運動の強度はややキツめぐらい。

ブレイブ
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2ヶ月、運動を続ければドーパミン機能が強化される

単発の運動ではドーパミン機能は強化されない

脳の神経回路というのは、1日2日ですぐに変わったりしません。
繰り返し運動することで、脳の神経回路は強化されるのです。

動物の実験でも人間の実験でも、ドーパミン機能を強化するのに1〜2ヶ月はかかっています。

ブレイブ
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今すぐ、やる気を出したいんですが!

大丈夫です。
単発の運動でもやる気は出ます!

単発の運動でもやる気は出てくる

継続的に運動することによって、ドーパミン機能は強化されます。
単発の運動では、ドーパミン機能を強化するまでには至りません。

しかし、せっかちなADHDさんは将来の報酬を我慢して努力を継続できないでしょう。

ブレイブ
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口癖は「待てない」

実は単発の運動でもADHDのやる気を引き出してくれます。

20分の運動でやる気が出てくる

アメリカのジョージア大学の実験では、ADHDが20分の運動を1回するとやる気がアップしたそうです。

運動のプログラム
  • 運動時間:20分
  • 運動強度:中強度(ややキツめ)

実施された運動は、サイクリングとのこと。

次の画像はやる気をグラフ化したものです。

折れ線グラフが高い位置にあるほど、やる気が高いということ。

  • 赤の矢印(実線):運動をしたADHD
  • 青の矢印(点線):運動をしていないADHD

運動をするとグンッとやる気が上がっていることがわかります。

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単発の運動でもADHDのやる気を高める

5分のランニングで集中力が高まる

ADHDは集中困難を抱えています。
やる気があっても、なかなか集中できない日もあるでしょう。

そんなときにも、運動は効果的です。
5分のランニングで集中力が高まることがわかっています。

ブレイブ
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夢中になれれば、人生の満足度も高まる

まとめ

ADHDはやりたくない仕事に対して、どうしても意欲を持てないものです。
それが原因で転職したり、引きこもりになったり。

やる気を出せるようになれば、人生を左右すると言っても過言ではありません。
そのためには、継続的に運動を重ねることです。
最低でも1ヶ月は続けましょう。
ドーパミン機能が強化されます。

ただ、人間の脳は複雑です。
100%やる気の問題を解決できるとは限りません。

とはいえ、間違いなく運動はやる気に対してプラス効果を発揮します。
今より、やる気を出したければ運動あるのみです!

継続することを目標に、まずは簡単な運動から取り組んでみて下さい:)

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