都会はHSPの苦しみを悪化させる

アイキャッチHSP・感覚過敏
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ひといちばい敏感な人のことをHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と言います。

次のような特徴を持っていれば、あなたはHSPでしょう。

  • 真面目で責任感が強い
  • 不安や恐怖を感じやすい
  • ひとよりも光や音に敏感
  • 共感力が高く感情移入しやすい
ブレイブ
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私もHSPです

5人中1人はHSPと言われているので珍しいものではありません。
今回は、そんなHSPに関する記事になります。

HSPというのは環境によって良くも悪くもなるものです。
都会はHSPの苦しみを悪化させ、自然はHSPの価値を引き出します!

都会は扁桃体を活性化させる

なぜ、都会はHSPの苦しみを悪化させるのか?

それは、扁桃体(へんとうたい)が関わっています。
扁桃体とは、大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)にある脳の一部のこと。
感情の処理や不安、恐怖、ストレス反応などを司っています。

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扁桃(アーモンド)の形をしているから、扁桃体と呼ばれる

HSPというのは扁桃体が過覚醒しやすいのです。
そのため、共感力が高かったり、不安を感じやすいということ。

HSPはとくに、強いストレスを受けると扁桃体が暴走し、感覚過敏や情緒不安定を引き起こします。
それが、HSPの苦しみです。

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扁桃体は生きづらさを生む

扁桃体は環境によって活動が異なることがわかっています。
都会は扁桃体を活性化させるのです。

都会の風景を見ると扁桃体が活性化する

韓国にある大学の実験によると、都会の風景を見ると扁桃体が活性化するそうです。

実験の対象者
  • サンプル数:28人
  • 男性   :16人
  • 女性   :12人
  • 平均年齢 :26.9歳

実験の対象者は、次の2つの風景写真をプロジェクターで見せられました。

  • 都会(都市景観や高層ビルなど)
  • 自然(山や自然公園、森林など)

そして、脳の活動状況をfMRIという機械で調べられます。

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どこの脳領域が活性化したのかわかる機械

実験の結果、都会の風景を見ると扁桃体が活性化しました。
自然の風景には、扁桃体の活性化は見られていません。

更には、感じ方にも違いがハッキリ現れました。

都会の風景は50%の人が息苦しさを感じた

都会の風景を見て、次のように感じたそうです。

  • 0%の人が快適と感じた
  • 50%の人が息苦しさを感じた

良い感情ではありませんね。
都会の風景はストレスを引き起こしたと言えます。

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扁桃体が活性化すると、ストレスホルモンが放出される

自然の風景は93%の人が快適と感じた

都会の風景は悪い感情を招きましたが、自然の風景は真逆の結果になりました。

自然の風景を見て、次のように感じたそうです。

  • 93%の人が快適と感じた
  • 4%の人が息苦しさを感じた

ほとんどの方が、リッラクスできています。

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ほとんどの方が、リッラクスできています。

都会で生活すると扁桃体が活性化しやすい

ドイツで実施された実験では、都会で生活すると扁桃体が活性化しやすいそうです。

実験の対象者
  • サンプル数:100人弱

実験の対象者は、次のいづれかの居住地に住んでいます。

  • 農村地域
  • 街(1万人以上の住民がいる)
  • 都市(10万人以上の住民がいる)

実験の目的は、居住地によってストレス反応に違いが出るかというもの。

ストレス反応を調べるために、実験の対象者はストレス課題を受けました。
ストレス課題は時間制限のプレッシャーがある計算問題です。

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さて、居住地によってストレスの受け方が変わったのでしょうか?

実験の結果、居住地によってストレス反応に違いが見られました。
ストレス課題後、扁桃体の活動が居住地によって違ったのです。

しかも、その傾向は居住地だけではありません。
育ってきた地域によっても、同じくストレス反応に違いが見られています。

最も扁桃体が活性化した居住地は都市

ストレス課題後、最も扁桃体が活性化した居住地は都市です。
反対に、最も扁桃体が安定していたのは農村地域とのこと。

住んでいる地域が都会であるほど、ストレスを受けると扁桃体が活性化しやすいということです。
大都会に住むHSPは生きづらいでしょう。

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住む場所がストレスを増幅させる

都市で育つと扁桃体が活性化しやすい

今は都会に住んでいなくとも、育ちが都会であれば扁桃体が活性化しやすいそうです。

実験では、生まれから15歳まで都市で育った人にも扁桃体の活性化が見られました。

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育ってきた場所も重要

自然は扁桃体を安定化させる

都会に住んでいるHSPは苦しみが倍増していることでしょう。

ただし、その苦しみは和らげることができます。
それは、自然とふれあうこと。
自然は扁桃体を安定化させます。

扁桃体が安定していれば、HSPの気配り上手や共感力が生きてくるでしょう。

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使いこなせばHSPは宝になります!

自然とふれあえば扁桃体は健全になる

ドイツのベルリンで実施された調査では、家の近所に自然があれば扁桃体は健全になるそうです。

調査の対象者
  • サンプル数:341人
  • 男性   :61.6%
  • 女性   :38.4%
  • 平均年齢 :70.1歳

調査の対象者は、61〜82歳の高齢者とのこと。

調査の結果、家から半径1km以内にある自然の量が多いほど、扁桃体の完全性が高まったそうです。
つまり、自然とふれあう機会が多ければ扁桃体は健全に機能するということ。

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なるべく、自然とふれあう機会を増やしましょう!

グリーンエクササイズは扁桃体を安定させる

公園や庭、森林などの緑地で、運動や身体活動することをグリーンエクササイズと言います。

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乗馬や釣り、ガーデニングもグリーンエクササイズの一つ

グリーンエクササイズは扁桃体を安定させます。
自然とふれあうだけでも効果はありますが、運動することでより効果が促進されるのです。

激しい運動は必要ありません。
軽く5〜15分歩くだけでも効果があります。

まとめ

都会に住んでいるHSPは、定期的に自然とふれあうことをオススメします。
できれば、自然が多いところでグリーンエクササイズしましょう。
効果が高まります。

もし、近場に自然がないという方は運動だけでも行いましょう。
運動単体でも、扁桃体を安定させる力があります。

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