コンサータはADHDのお薬です。
ADHDであれば服用されている方もいるでしょう。

私も54mg服用中
たまに、コンサータの効き目が悪い時があります。
だからといって、医者に相談無く服用量を増やすことはできません。
それに、副作用を考えると増やさないほうが良いでしょう。

なるべく薬に頼りたくない
そこでコンサータが効かない場合、効果的なメソッドを紹介します。
コンサータが効かなければ運動する
コンサータとは商品名のことで一般的にはメチルフェニデートと呼ばれる薬です。
コンサータには、次のような効果や副作用があります。
副作用を考えると、なるべく投薬量を増やさないほうが良いでしょう。
とはいえ、コンサータのおかげで、仕事が成立している方も多いと思います。
コンサータの効き目が弱いというのは、死活問題です。

集中するのが、とても困難
そこでコンサータが効かない場合、オススメしたいのが運動をすること。
運動はADHDのパフォーマンスを上げてくれます。
メチルフェニデート+運動でADHD症状が改善した
Medicine & Science in Sports & Exerciseという学術雑誌に掲載された実験によると、メチルフェニデートの治療+運動がADHDの症状を改善させたそうです。

コンサータの効き目が弱ければ、運動をミックスさせましょう
実験の対象者は全員メチルフェニデートの投薬治療を行っています。
メチルフェニデートの投薬量は、大体10〜40mgの用量とのこと。
実験の対象者は2つのグループにわけられます。
- 運動グループ
- 教育グループ
投薬治療を行った上で、どちらのグループがよりADHDの症状を改善させるのか比較実験されました。
その結果、運動グループの方がADHDの症状を改善させたそうです。
では、2つのグループの補足説明をします。
運動グループ
運動は、ランニングや縄跳び、バスケットボールが実施されました。
教育グループ
教育は、専門家からADHDの行動制御についてレクチャーが行われました。
運動:6週間後にAHDHの症状が大きく改善
運動と教育が実施された6週間後、ADHDの症状が大きく改善しました。
とくに、運動グループの改善幅は大きいです。

コンサータ+運動は効果的
6週間でK-ARSスコア(ADHD評価スケール-韓国語版)と呼ばれるADHD症状の大きさを表すスコアが小さくなっています。
ご覧の通り、運動グループの方がADHDの症状を小さくしています。
運動することで右前頭葉が活性化した
教育グループに比べ、運動グループは右前頭葉の活性化が見られたそうです。
前頭葉はADHDがニガテな計画建てやスケジューリング、抑制に関わっています。
右前頭葉の活動レベルが高まれば、ADHD症状は小さくなるでしょう。

コンサータが効かない方は運動を取り入れてみよう
運動は単発でもADHDに効果あり
できれば、継続的に運動する方が効果的でしょう。
とはいえ、毎日運動することは大変だと思います。

できれば、習慣にしたい
しかし、単発の運動でも効果を発揮します。
PLOS ONEという学術雑誌に掲載された実験では、たった5分間だけ激しめにランニングすることでADHDの集中力が高まったそうです。

5分間なら全力疾走できそう
まとめ
コンサータが効かない日や飲み忘れた日はツライものです。
そんなときは、思い切って運動してみましょう。
意外と集中できると思います。
私は頭のキレが悪いときに、中強度の運動を20分くらいやっています。
やはり、頭が冴えたような感覚になります。
ぜひ、運動を試してみて下さい!
効果があれば、コメントやTwitterでリアクション貰えると嬉しいです:)
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