黒い服やサングラスはモラルを下げる

アイキャッチ色彩療法(カラーセラピー)
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黒は神秘的で、魅力的な色です。
大人っぽさを演出する色と言えます。

ブレイブ
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黒いパッケージは高級感がありますね

しかし、全てを包み込むような匿名性も生み出します。
不正や犯罪といったことにも近い色だと言えます。

そんな黒に囲まれていたなら、道徳心(モラル)は下がってしまうでしょう。

サングラスで不誠実になる

黒い服やサングラスには、モラルを下げる効果があるそうです。

トロント大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校の実験では、サングラスの着用が及ぼすモラルへの影響が調査されました。

実験の結果、サングラスを着用をした人は、不誠実な傾向が見られたそうです。
なんと、自己利益を優先するヤツになってしまいました。

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サングラスは、見た目も内面もワルにさせる

しかも、サングラスの着用によって匿名性も高まったそうです。

匿名性が高くなると、自分が悪いことをしている意識が低くなるとも言えます。

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匿名アカウントだと誹謗中傷しやすい

※ 本記事は、サングラスをディスる記事ではありません。

しかし、心理的な影響もあることを紹介する記事となります。

サングラスの着用が及ぼすモラルへの影響

トロント大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校の実験では、2つのグループが作られました。

  • 透明の眼鏡を着用するグループ
  • サングラスを着用するグループ

眼鏡とサングラスで、モラルに差が出るかという実験になります。

この2つのグループで、あるゲームが実施されました。
報酬金額を山分けするというモラルが問われる独裁者ゲームです。

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山分け金額が公平であれば、モラル的と言えます

しかし、サングラスを着用したグループは、自己利益を優先しました。
自分の取り分だけ多くしています。

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サングラスを着用すると強欲になる

しかも、独裁者ゲームは対面で行われたのでありません。
完全にオンラインです。

少し実験の詳細と結果について、簡単に補足します。

実験の対象者

実験の対象者は、トロント大学の学生50名。
平均年齢は21.36歳です。

  • 男性:19名
  • 女性:31名

報酬金額を山分け!独裁者ゲーム

独裁者ゲームは、報酬金額を山分けするゲームです。

登場人物
  • オーナー(独裁者)
  • 受信者
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登場人物は、独裁者と受信者の2人のみ

ゲームのルール
  1. 独裁者には、報酬金額として6ドル渡される
  2. 独裁者は、受信者に報酬金額を山分けする
  3. 受信者は、報酬金額を受け取る権利しかない

ただし、ゲームと言っても、実際に扱われたのはリアルマネーです。
報酬金額として、本当に貰えます。

そして、ルールは山分けだということ。
分け与えれば自分の取り分は減ってしまいます。

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平等に山分けするのであれば、3ドルです

本物のお金のため、人間の本性がリアルに出る実験です。

匿名性があるオンライン

また、この独裁者ゲームは完全にオンラインです。
パソコン上で全て完結します。

パソコンの先にいるのは、お互い誰だか知りません。
完全に匿名です。

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平等に山分けしなくても、バレることはない

いくら山分けするかは、モラル次第です。

ちなみに、実験のため、参加者は全員、オーナーである独裁者役をやらされました。

パソコンの先にいるのは、コンピューター・プログラムです。

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実験の対象者は、山分けの相手が人間だと思ってます

サングラスの着用で山分け金額が減った

実験の結果、サングラスを着用したグループが山分した報酬金額は少なかったそうです。
ようは、自分の取り分を多くしたということ。

平均の山分け金額は、次の通り。

平均の山分け金額
  • 透明の眼鏡を着用したグループ:2.71ドル
  • サングラスを着用したグループ:1.81ドル

サングラスというフィルターを通しただけで、モラルの低下を招いたと言えます。

ブレイブ
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透明のメガネを着用したグループは、公平な3ドルに近いですね

サングラスは匿名性を上げる

サングラスには、匿名性を上げる効果があったそうです。

匿名性とは、個人を特定できない性質のこと。
誰が何をやったのか、わからなければ、罪の意識も軽くなります。

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責任の所在が、あいまいになる

サングラスを着用したグループは、匿名性を高く感じたそうです。

暗い場所では、個人を特定しにくいため、匿名性が高まり、不正や犯罪が増加します。

サングラスは、暗い場所にいるような感覚になるのでしょう。
それにより、匿名性が上がり、モラル低下を招いたようです。

黒いジャージは道徳心が低い

サングラスと同じく、黒い服には道徳心へ影響を及ぼす可能性があります。

日本の大学の実験では、服の色が及ぼす道徳心への影響を調査されました。

実験の結果、黒いジャージを着た人は、自己と道徳的な言葉の結びつけが弱かったそうです。
つまり、自分を道徳的な存在だと捉えない傾向が高いということ。

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「誠実」や「公平」といった道徳的な言葉が、自分に当てはまるか

自己と道徳的な言葉の結びつけが弱ければ、道徳心が低いと言えるでしょう。

ジャージの色が及ぼすモラルへの影響

日本の大学では、黒と白のジャージで道徳心の比較が行われました。

ジャージの色によって、内面(モラル)に変化が起きるかという実験です。
用意されたのは、全身が真っ黒と真っ白なジャージ。

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ジャージは、ランダムで割り当てられました

そして、どちらかの色のジャージを着て、道徳性に関するタスクを実施します。

その結果、ジャージの色で、道徳性に差が生まれました。

  • 白いジャージ:自己道徳性が高い
  • 黒いジャージ:自己道徳性が低い
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ジャージの色が内面を変えた

少し実験の詳細と結果について、簡単に補足します。

実験の対象者

集められたのは、日本の首都圏にある大学の学生39名。
平均年齢は20.95歳で、全員男子とのこと。

実験の参加者には、黒か白のジャージが渡されました。

  • 黒ジャージ:20名
  • 白ジャージ:19名

自己と道徳的な言葉の結びつけ

実施された道徳性に関するタスクとは、道徳的な言葉が自分に該当するか答えというもの。

道徳的な言葉
  • 律儀な
  • 素直な
  • 正直
  • 誠実な
  • 公平

自己と道徳的な言葉が結びつくかということを実施しました。

例えば、自分のことを「正直」だと思うなら、該当すると答えます。
該当しないなら、該当しないと答えるだけです。

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自分に当てはまるか、当てはまらないか

黒いジャージは道徳心が低かった

実験の結果、ジャージの色が道徳心に影響を及ぼしていました。

黒いジャージは道徳心が低い
出典: 白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響

棒グラフが高いほど、道徳性が高いという意味となります。

  • 左の棒グラフ:白いジャージ
  • 右の棒グラフ:黒いジャージ

緑の矢印で示している通り、黒いジャージの方が道徳性が低いという結果になりました。

黒いジャージを着た方は、自己と道徳的な言葉の結びつけが弱かったそうです。
白と比べると、道徳心が低いと言えます。

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ジャージの色が、道徳心に差を生んだ

それに対して、白いジャージを着た方は、自己と道徳的な言葉を多く結びつけたそうです。
自分のことを道徳的に捉えています。

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ただし、白いジャージを着たことによって道徳心が高まり、差を生んだ可能性もあり

とはいえ、確実に言えるのは、黒いジャージは白いジャージより道徳心が低いということ。

黒を好む人は非協力的

また、黒を好む人は非協力的な傾向があります。

非協力的であれば、道徳心は高いとは言えないでしょう。

まとめ

黒はオシャレで高級感もあるカラーです。

しかし、黒い服やサングラスには、内面を変化させる力があります。
毎日、黒ばかり取り入れていたら、モラルへの影響はあるでしょう。

心が荒みやすい方は、黒い服やサングラスを遠ざけるのは賢明です。

たまには、白や緑の服を着ると良いでしょう。

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