内向的な人は色の刺激を受けやすい

アイキャッチHSP・感覚過敏
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内向的な人は、外からの刺激に弱く敏感な方が多いです。
家のチャイムの音でも、過剰にリアクションしてしまいます。

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まるで、心臓を鷲掴みにされたかのよう

外からの刺激に対して、感受性が高いという言い方がされます。

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感覚過敏やHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)ということも

そんな、内向的な人は色の刺激にも敏感です。
普通の人よりも、色から受ける影響は大きくと言えます。

内向的な人は色彩の感受性が高い

内向的な人は、感受性が高く刺激に敏感です。

普通の人にとっての「ちょうどいい」は、内向的な人には刺激が強すぎます。
音楽を聴きながら作業をすると、パフォーマンスが下がることもあるでしょう。

内向的な人が、複雑な音楽を聴くとパフォーマンスを下げたという話もあります。

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内向的な人は、無音の環境が最もパフォーマンスが高かったそうです

これは、色にも当てはまります。
色彩を感じ取る感受性が高く、色の影響を受けやすいのです。

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内向的な人は、色から受ける効果が高い

オランダのトゥウェンテ大学の実験で、内向的な人は色彩から受ける影響が高いという結果が出ました。

性格の違い(内向性・外向性)が色の感じ方を変える

オランダのトゥウェンテ大学の実験では、低スクリーニングの人は色彩の影響を高く受けたそうです。

低スクリーニングとは、内向的な人のこと。

刺激情報の取捨選択ができず、全ての刺激をキャッチしてしまいます。
パーティに行っても、周りの騒音で話に集中できません。

そのため、内向的な人は低スクリーニングと表現されることがあります。

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刺激をふるい分ける力が弱い

反対に、外向的な人は高スクリーニングです。

パーティのような騒々しい場所でも、自分に必要な音だけ聞き取れます。
むしろ、騒々しい場所にいる方が集中力が高まるそうです。

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外向的な人は、コンサートやパーティーなどの刺激が強いイベントがちょうどよい

このスクリーニング能力の差が、色彩の感じ方に大きく影響します。

低スクリーニング(内向的)であれば、色から受ける影響は非常にデカいです。
色によっては、ストレスを大きく感じたり、交感神経が高ぶったりするでしょう。

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内向的な人は、色に対しても高反応を見せる

では、内向的な人が、どのくらい色の影響を受けたのか実験のデータを見ていきましょう。

白と緑の病室でストレス比較

トゥウェンテ大学の実験の詳細を軽く説明します。

色の異なる2色(白・緑)の病室で、ストレス比較が実施されました。

左が白の病室で、右が緑の病室です。

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ちなみに、本物ではなく、実験のために造られた画像データです

どちらの色の病室が、ストレスを与えるのか?
スクリーニング能力(内向的・外向的)によって、感じ方に差が生まれるか?

といったことが検証されました。

結論を先にいうと、内向的な人は白の病室に大きいストレスを感じたそうです。

実験の対象者

実験の対象者は、合計89名の学生。
平均年齢は、20.4歳とのこと。

  • 男性:38名
  • 女性:51名

3日間、過ごすなら白と緑の病室どっち?

想像して下さい。

あなたは、虫垂炎(ちゅうすいえん)で入院することになりました。
3日間は病室で過ごさなければなりません。

白と緑の病室、どちらが快適でしょうか?

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実験の対象者に、入院した姿を想像させたそうです

そして、入院した姿を想像して、ストレス計測がされました。

なお、ストレスの計測は、アンケート形式です。

実験の結果:白と緑の病室でストレス比較

実験の結果、スクリーニング能力の違いが、ストレスの感じ方に大きく影響を与えていることがわかりました。

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性格の違えば、ストレスの感じ方も違う

次の画像は、白と緑の病室が与えたストレス量をグラフ化したものになります。

白と緑の病室-ストレス差
出典: Individual differences in reactions towards color in simulated healthcare environments: The role of stimulus screening ability

左のlow-screensが内向的な人で、右のhigh-screensが外向的な人です。

黒の矢印は、ストレスの感じ方の差を表しています。
矢印の距離がデカいほど、色によって感じ方に差があったということ。

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内向的な人は、色によって感じ方の差がデカかった

また、棒線の位置が高いほど、ストレスが高いという意味になります。

内向的な人は、白の病室に対して高いストレスを感じたようです。

  • グレーの矢印:白の病室
  • 緑の矢印  :緑の病室
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内向的な人は、感じたストレスがデカい

外向的な人:色によって感じたストレスの差が小さい

まず、外向的な人のデータから見てみましょう。

外向的な人は、色によって感じたストレスの差が小さかったです。

外向的な人のストレス値
  • 白の病室:1.61
  • 緑の病室:1.65
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その差は、僅か0.04

外向的な人は、高スクリーンで刺激に強いです。

そのため、病室の色が違ってもストレスへの影響は殆どありませんでした。

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あくまで、緑と白のみの比較になります

内向的な人:色によって感じたストレスの差がデカい

内向的な人は、色によって感じたストレスの差がデカかったです。

内向的な人のストレス値
  • 白の病室:1.86
  • 緑の病室:1.59
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その差は、なんと0.27

内向的な人は、白の病室に対するストレス値が非常に高いと言えます。

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外向的な人よりストレスを大きく感じている

それに対して、緑の病室のストレス値は低いです。

考えられる理由は、2つあります。

まず、1つ目の理由として、緑は癒やしの色なので、ストレスを下げたということ。
ただし、外向的な人には緑の病室がストレス軽減の効果を発揮していません。

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内向的な人は、緑の効果を感じやすいのかもしれません

2つ目の理由として、緑の病室は一般的ではないということ。

そのため、入院している姿を想像しにくかった可能性があります。
入院している姿を想像できなければ、ストレスは感じにくいでしょう。

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内向的な人は、想像からストレスを感じる共感覚を持っている

その点、白の病室はリアリティがあります。
実際に、入院をしている姿を想像しやすいです。

想像からストレスを大きく感じ取った可能性はありえます。

ネガティブになりやすい人も色の刺激を受けやすい

また、気分によっても色の刺激の感じ方に違いがあるようです。

ネガティブな気分であれば、色の刺激を強く受けます。

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内向的な人は、ネガティブになりやすいかも

スウェーデンの(ルンド)とイギリス(オックスフォード)の研究者グループの実験によると、気分によって色の影響に違いが見られたそうです。

実験の結果、気分がネガティブであれば色の影響を強く受けました。

赤いオフィスで、作業させると作業スピードは早くなったものの、ミスも増加。
オフィスの色がパフォーマンスに大きく影響を与えました。

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ネガティブな人に比べ、ポジティブな人は色の影響は小さかったです

まとめ

内向的な人は感受性が高いです。

色彩に対しても、高い反応を見せます。
ド派手な色に囲まれたなら、しんどくなるでしょう。

疲れているときに刺激的なカラーは厳禁です。
落ち着いた色の部屋でリラックスしましょう。

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