黒い服を着ると本当にワルいやつになる

アイキャッチ色彩療法(カラーセラピー)
この記事は約11分で読めます。

黒い服は、ミステリアスで神秘的。
エレガントでかっこよく見えるでしょう。

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大人っぽく見えますよね

しかし、時と場合によってはマイナスに働く場合があります。
黒い服を着ていると、外見も内面もワルになるのです。

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黒い服ばかり着る方は、要注意!

黒い服の効果

黒い服を着ると、外見も内面もワルくなるそうです。

コーネル大学の研究では、黒いユニフォームを着たチームが多くのペナルティを犯していることを発見しました。
つまり、反則的な行為が多かったということです。

調べられたのは、次の2つのスポーツとなります。

  • NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)
  • NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)
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NFLはアメフトで、NHLはアイスホッケー

17シーズンに渡って調べた結果、黒いユニフォーム着ているチームは、ペナルティが多かったのです。

こんな興味深い話もあります。
おとなしかったチームが、ユニフォームの色を黒に変えました。
すると、おとなしかったチームが急変し、ペナルティが増えたそうです。

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黒い服と攻撃性は関係している

黒いユニフォームには、効果が2点あるようです。

黒いユニフォームの効果
  • 必要以上に攻撃的な印象を与える
  • 装着者の内面を攻撃的にする

黒い服には、外見と内面を変える力があります。

詳しく、黒が与える外見と内面への影響を見ていきましょう。

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時と場所によっては、黒い服は悪い印象を与える

黒い服の効果1.外見への影響

映画やアニメに登場する悪役のキャラクターを思い浮かべて下さい。

決まって黒い服を着ているでしょう。
黒い服は、悪役の服として定着しています。

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悪い人は、ブラックリストに追加されるとも言いますよね

ただ、聖職者が黒の装束を着ることもあるでしょう。
一概に、「黒い服」=「悪党」だとは言えません。

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時と場合による

しかし、黒い服は悪いイメージを持っている方が多く、必要以上に攻撃的に見えるようです。
スポーツや勝負事で、黒い服はワルく見えるでしょう。

黒いユニフォームはワルく見える

黒いユニフォームは、第一印象が悪く見えます。

コーネル大学の実験では、アメフト(NFL)とアイスホッケー(NHL)を全く知らない初心者に各チームのユニフォームを見せたそうです。

その結果、黒いユニフォームは悪い感情と多く結びつけられました。

初心者に第一印象を評価させた

実験に集められたのは、アメフト(NFL)とアイスホッケー(NHL)を全く知らない初心者です。

ルールもチーム名もわからない。
そんなレベルの方が、実験の対象者として25名集められました。

そして、実験の対象者に、ユニフォームを着たNFLとNHLの選手の写真を次々と見せて、評価させます。

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NFLとNHLの初心者なので、第一印象で判断

なお、評価の方法は、強そう/良い人そう/活動的など、項目が用意されたアンケートになります。

黒いユニフォームは悪そう・意地悪・攻撃的

実験の結果、黒いユニフォームは悪い感情と多く結びつけられました。

  • 悪そう
  • 意地悪
  • 攻撃的
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第一印象は、ワルく見えている

黒い服は、威圧的で恐怖を与えると言えます。

なお、黒いユニフォームの定義は、ユニフォームの色の割合で決められています。
ユニフォームの黒色の割合が、50%以上であれば、黒いユニフォームとのこと。

黒いユニフォームはペナルティを多くもらう

黒いユニフォームはワルく見えます。

やはり、その印象からか必要以上に攻撃的に見えるようです。

NFLとNHLの17シーズン(1970年〜1986年)にかけて、黒いユニフォームが多くのペナルティをもらっています。

NFL:ペナルティの数と重さに影響

アメフト(NFL)では、黒のユニフォームがペナルティの数と重さに影響していました。

ペナルティの数とは、単純に反則した数です。

ペナルティの重さとは、反則の大きさのこと。
反則が大きいと見なされると、重いペナルティになります。

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サッカーだと、反則の重さを表すのは、イエローカードとレッドカード

アメフトには、3種類のペナルティがあります。

  • 5ヤード
  • 10ヤード
  • 15ヤード

ヤードが大きいほど、ペナルティが重いということ。
15ヤードのペナルティなら、ゴールから15ヤード遠くなります。

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1ヤードは0.9144mです

このペナルティの数と重さが、ユニフォームの色と関わりがありました。

黒いユニフォームを着ていれば、ペナルティの数が増え、なおかつ、重いペナルティを課せられていたそうです。

黒以外のユニフォームの平均値を大きく上回っています。

NHL:ユニフォームを黒にするとペナルティが増えた

アイスホッケー(NHL)も黒のユニフォームはペナルティの数が多いです。
黒いユニフォームは、多くのペナルティを犯しています。

もし、ペナルティの少ないチームが黒いユニフォームを着るとどうなるでしょう?
なんと、黒のユニフォームに変更すると、ペナルティが増加するそうです。

黒以外のユニフォーム

黒のユニフォームに変更

ペナルティ増加

次の画像をご覧ください。

左が「バンクーバー・カナックス」、右が「ピッツバーグ・ペンギンズ」というチーム名です。

緑の矢印で示している年(1978年・1979年)から、黒のユニフォームに変更されました。
棒グラフが高ければ、ペナルティ数が多いということ。

黒のユニフォームに変更されてから、急に攻撃的なチームになりました。
ペナルティが増えていることがわかります。

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ユニフォームの色を変えただけ!

シーズン前半と後半で違うピッツバーグ・ペンギンズ

ピッツバーグ・ペンギンズは、シーズンの途中でユニフォームの色を黒に変更しました。

しかし、同シーズンなのに、ペナルティの差がハッキリ出ました。
変わったのは、ユニフォームの色の違いだけです。

1979年〜1980年シーズンー平均ペナルティ時間
  • 青のユニフォーム(前半44ゲーム):8分
  • 黒のユニフォーム(後半35ゲーム):12分

アイスホッケーは、ペナルティの重さを「分」でつけます。

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2分間退場させられたりする

この平均ペナルティ時間が長ければ、ペナルティの数が多くなっているということです。
なんと、黒のユニフォームに変更すると4分も差が生まれました。

なぜ、黒のユニフォームはペナルティをもらうのか?

黒のユニフォームは、ペナルティを多くもらっていました。

なぜ、黒のユニフォームはペナルティをもらうのでしょうか?

やはり、黒は攻撃的に見えているということです。
ユニフォームの色が違うだけで、ペナルティをもらう確率が変わります。

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黒い服は、より攻撃的に見えている

なんと、全く同じプレーでも黒のユニフォームであれば、ペナルティを取られるのです。

ユニフォームの色だけ違う同じプレイを収録

コーネル大学の実験では、実際に黒が攻撃的に見ているのか検証されました。

もし、攻撃的に見えているのならば、必要以上にペナルティを取られるでしょう。

それを判明させるために、”ユニフォームの色だけが違う同じプレー”をビデオに収録したそうです。

そのビデオを第三者に見せることで、ユニフォームの色の違いが、認知に影響を与えているか判明します。
黒いユニフォームは、攻撃的に見えているのか?ということが、ハッキリするということ。

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同じプレーでも、ユニフォームの色の違いがペナルティを生んでいるのか

収録されたのは、アメフトのプレーとなります。

そこで、2つのパターンが撮影されました。

  • 白のユニフォームを着るパターン
  • 黒のユニフォームを着るパターン

なるべく、忠実に同じプレーをした、ユニフォームの色だけ違うビデオが作られたそうです。

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ユニフォームの色以外は、同じプレー

なお、白と黒のユニフォームの対戦相手のユニフォームは、赤に統一されています。

同じプレイなのに黒のペナルティ数が多くなった

実験に、集められたのは合計60名。

  • コーネル大学のアメフト経験者:40名
  • 審判(8年以上のオフィシャルな経験者):20名

この60名に、収録したビデオを見せて、ペナルティの判断をしてもらうというもの。

初心者ではなく一定の知識を持っている方々です。
冷静に判断できると言えるでしょう。

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果たして、ユニフォームの色がペナルティに影響するのか?

実験の対象者は、”ユニフォームの色だけ異なる同じプレーのビデオ”を見てアンケートに答えます。
「攻撃的」や「反則的」といった点数がつけられました。

次の画像は、回答されたアンケートをスコア化したものです。

棒グラフが右肩上がりであれば、黒のユニフォームのペナルティが多くなると言えます。
緑の矢印で示している通り、棒グラフは右肩上がりです。

やはり、黒のユニフォームは、ペナルティを受けやすいと言えます。

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ユニフォームの色が違うだけで、ペナルティが増える!

アメフトの経験者でも、黒のユニフォームは、より攻撃的に見えてしまうようです。

また、グレーの矢印は色のついていないビデオを見たときの評価になります。
色のついていないとは、カラーテレビではなく、白黒(モノクロ)のテレビを使ったということ。

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昭和のテレビ的な

ビデオの内容は同じです。

しかし、白黒のテレビで再生されると、ペナルティと認識される可能性が下がります。
ユニフォームの色を黒と認識できない状況下では、攻撃的とみなされないようです。

黒のユニフォームが認知に影響を与え、攻撃的に見せていると言えるでしょう。

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黒のユニフォームは、審判から厳しめのジャッジを受けやすい

黒い服の効果2.内面への影響

黒い服は、攻撃的に見える外見の効果もありつつ、内面にも影響を与えるようです。

積極性や攻撃性が増します。
黒い服の着用によって、思考や行動といった内面も変化するようです。

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攻撃的に見えるし、実際に攻撃的にもなる

また、道徳心(モラル)への影響もあるといった実験結果もあります。

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黒で身を包むと、内面もワルになる

黒のユニフォームを着ると攻撃的なタスクを好む

コーネル大学の実験によると、黒のユニフォームを着ると攻撃的なタスクを好むようです。

人とぶつかり合うタスクを好みました。
黒のユニフォームが、攻撃性や積極性に影響を与えたと言えます。

チーム制の競争タスク

実験の対象者は、コーネル大学の72名の学生。

3人一組で、チームを組まされました。
チームごとに、黒か白のユニフォームが与えられています。

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ユニフォームの色が重要!

そして、他のチームと対抗戦を行うように指示されました。

「騎馬戦」や「ゴルフのパター勝負」など、事前に用意されたタスクで勝負します。

ただし、どのタスクで勝負するかは自由選択です。

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なにを選んでも良し

しかし、この実験の目的は、競争させることではありません。
それぞれのユニフォームの色が、競争に選んだタスクが何か?というのが重要です。

黒のユニフォームが選んだ競争タスク

実験の結果、黒のユニフォームを着たチームは攻撃的な競争タスクを選びました。

「おもちゃの銃の撃ち合い」や「騎馬戦」といった人とぶつかり合うタスクです。
黒を着ることで、攻撃的なタスクを好んだと言えます。

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攻撃的に見えるだけでなく、実際に攻撃的になっている

反対に、白いユニフォームを着た方は、人とぶつかり合うタスクを避けたそうです。

黒い服はモラルを下げる

黒い服やサングラスには、モラルを下げる効果があるようです。

光を遮断するため、身を隠すには都合がいい色だと言えます。
黒で覆い隠せば、悪事を働いてもバレにくいという心理が働き、モラルが低下するようです。

トロント大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校の実験では、サングラスを着用した人は自己中なヤツになりました。

まとめ

黒い服は、エレガントでかっこよく見えます。
力強さを感じる強いカラーです。

しかし、黒い服ばかり着ていると本当にワルいやつになってしまうでしょう。

必要以上に攻撃的に見えて、損をする場合もあります。
また、気持ちも荒れてトラブルを起こすかも知れません。

たまには、白い服などを着て気分転換しましょう。

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