内向的な人がオーディオブックを聴くと嗅覚が低下する

アイキャッチHSP・感覚過敏
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Podcastのニュースや英語のリスニングなど、「聴く読書」が活用されるケースが増えてきています。
ながら作業をするには、便利なコンテンツです。

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器用な方は、Podcastを聴きながら仕事をこなしますね

そういった音声で情報を提供するコンテンツを総じて、オーディオブックと言います。
オーディオブックは、海外の最新情報もGETできるので、有効性が高いと言えるでしょう。

しかし、内向的な人がオーディオブックを聴くと嗅覚が下がります。
音声情報につられて、その他の刺激への反応が弱くなるということです。

感受性が高い内向的な人

内向的な人は、感受性が高いです。

感受性とは、外からの刺激を近くする能力のこと。
内向的な人は、外部刺激に敏感で高い反応を見せます。

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刺激に弱く、過敏でストレスを溜めやすい

それに対して、外向的な人は感受性が高くありません。
外からの刺激に対して、低反応。

そのため、スリリングな出来事や衝撃的なコンサートなどの高い刺激を心地よく感じます。

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反対に、内向的な人はカフェや図書館が好きですね

性格によって、ちょうどいいと感じる刺激に違いがあるということです。

内向的な人は、音の刺激に対しても敏感。
オーディオブックなんかは、刺激が強すぎます。
なんと、嗅覚を下げてしまうそうです。

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感覚過敏な一面もあり、感覚鈍麻な一面もある

反対に、外向的な人はオーディオブックを聴くことで嗅覚が高まっています。

オーディオブックを聴くことで嗅覚が変化する

ドイツで実施された実験では、音が及ぼす嗅覚の変化を調査されました。

何らかの音を聞いている状態で、匂いへの感受性が高まるかという実験。
この実験では、性格の違い(内向性・外向性)で結果が大きく異なりました。

オーディオブックを聴くことで、”内向的な人は嗅覚が弱まり”、”外向的な人は嗅覚が高まった”そうです。

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音の刺激が嗅覚へ影響を与えた

では、実験の詳細と結果について、見ていきたいと思います。

【内向性・外向性】音が及ぼす嗅覚への影響をテスト

ドイツで実施された実験では、性格(内向性・外向性)ごとの音刺激に対する嗅覚への影響がテストされました。

というのも、性格によって、感受性の高さは異なるからです。

内向的な性格であれば、感受性が高く、ちょっとした刺激でも高反応を見せます。
反対に、外向的な性格であれば、感受性が低く、少量の刺激であれば反応は低いです。

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内向的な人は、感覚過敏やHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とも言います

そして、性格は脳の覚醒に必要な刺激の量を左右しています。

内向的な人は、静かな場所で脳が覚醒します。
反対に、外向的な人はファミレスなど音がある場所で脳が覚醒します。

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内向的な人は、騒々しい場所でパフォーマンスを低下させる

実験の対象者

実験の対象者は、19〜41歳の36名。
平均年齢は、25歳です。

  • 内向的な人:18名
  • 外向的な人:18名

なお、性格判断にはEPQ(Eysenck Personality Questionnaire)と呼ばれるアンケートをベースにしたものが使われたとのこと。

音のノイズがある匂い感受性テスト

嗅覚の検査には、Sniffin’ Sticksと呼ばれる匂い感受性テストが実施されました。

といっても、難しいものではないです。

目隠しをした状態で、3本のペンの匂いを嗅がされます。
そのうち、1本だけ匂いがついていて、その1本を当てるというもの。

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Sniffinとはクンクン匂いをかぐという意味です

テストが実施された3つの音環境

ただ、匂い感受性テストを実施しても意味がありません。
ヘッドフォンを着用して、音を聴きながら匂い感受性テストは実施されました。

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音によって嗅覚は高まるのか?それとも、低めるのか?

ヘッドフォンから流れる音は、次の通り。

  • 無音
  • 非言語ノイズ(パーティサウンド)
  • 言語ノイズ(オーディオブック)

無音は、ヘッドフォンだけ着用して音が鳴らない状態。

非言語ノイズとは、人の言葉が入っていない音のこと。
混雑したパーティの音が使われたそうです。

言語ノイズとは、人の言葉が入った音のこと。
ドイツのコメディアンによるユーモラスなスピーチが収録されたオーディオブックが使用されたそうです。

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人の声が入っていると、気になるかも…

なお、ヘッドフォンから流れる音量は70dB(デシベル)とのこと。

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70dBは、半径2m以内にいるセミの鳴き声ぐらいの騒音!デカイ!

【内向性・外向性】音によって嗅覚が変わった

実験の結果、性格(内向性・外向性)ごとに嗅覚の変化が発見されました。

言語ノイズ(オーディオブック)で、大きく差が出ています。

緑色の矢印で示しているところに、注目して下さい。
白の棒グラフが内向的な人で、グレーが外向的な人です。

差が大きいことがわかります。

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ちなみに、非言語ノイズ(パーティサウンド)では、差は出ませんでした

外向的な人はオーディオブックで嗅覚が上がった

外向的な人は、無音よりもオーディオブックを聴いている方が、匂い感受性テストの成績が良いです。

刺激を受けることで、感受性が高まっています。
言い換えると、脳を覚醒させるために、ある程度の刺激が必要だということです。

しかし、ただ単に音が大きいパーティサウンドでは効果がありませんでした。
外向的な人は、言葉が混じったオーディオブックを聴いている方が、感覚の鋭さを増すようです。

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大音量、かつ、言語ノイズ

内向的な人はオーディオブックで嗅覚が下がった

内向的な人は、無音よりもオーディオブックを聴いている方が、匂い感受性テストの成績が悪いです。

刺激を受けることで、感受性が低くなりました。
普段は、内向的な人というのは、匂いにも敏感です。

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いつもは、微かな匂いに気づくのに

しかし、大音量のオーディオブックを聴くことで、感覚の情報を処理できなくなっています。
ということは、その他の刺激に対して、低反応になってしまうということです。

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音の刺激が強すぎると、その他の感覚は鈍くなる

まとめ

内向的な人は、外向的な人に比べ刺激に弱いです。

オーディオブックのように、言葉が混じった音は情報過多と言えます。
情報を処理できなくなると、感覚鈍麻になるでしょう。
普段の鋭い感覚が、鈍ります。

それから、内向的な人はリズムが複雑な音楽も要注意です。
感覚だけではなく認知パフォーマンスも下げます。

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