うつになると灰色(グレー)へのこだわりを見せる

アイキャッチうつ
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うつを経験したことがある方は、共感できるかも知れません。
うつになると灰色(グレー)へのこだわりが出ます。
実際に、多くの事例でうつとグレーの関係性が明らかになってきました。

ブレイブ
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そういえば、うつになってモノトーンにドハマりしました

実は奥が深い、うつとグレーの関係性について見ていきたいと思います。

うつの気分はグレー

突然ですが、うつの気分の色といえば何色でしょうか?

マンチェスターで行われた実験で、うつの気分の色が調査されました。
実際に、うつの方に気分の色を尋ねるという実験です。

では、うつの色は何色だったでしょうか?
青ではありません。

うつの方は、気分の色をグレーと答えました。

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ブルーな気分ではなく、燃え尽きたグレーの気分

また、グレーと答えた理由は「暗い心の状態」や「単調な生活」と表現されました。

SNSにグレーがかった(モノトーン)写真を投稿する

うつの方のSNSには特徴があります。

それは、グレーっぽい写真を投稿すること。
鮮やかさが欠けていて、なおかつ、暗い白黒の写真を好みます。

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うつはモノトーンやグレースケールの画像を好む

Instagramはモノトーンのフィルターを多用する

うつの方は、Instagramに投稿する写真がグレーっぽいです。
好みのフィルターに特徴があります。

フィルターというのは、Instagramに投稿する写真に色彩加工を施す機能。
それによって、写真が明るくなったり暗くなったりします。

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フィルターによって、写真の雰囲気がガラリと変わる

健康な方は、Valenciaというフィルターを使います。
全体的に赤みが出て、暖かみを感じさせます。

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赤みがあると食べ物が美味しそうに見えますね

しかし、うつの方はInkwellというフィルターを使用します。
白黒にして、グレーがかった写真にしてしまうのです。

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無機質な写真になります

Twitterはグレースケールが多い

Instagramと違って、Twitterにはフィルター機能がありません。

ですが、わざわざ投稿する写真をグレースケール(グレーがかった)にしてしまうそうです。

しかも、投稿される写真は、美的センスがないとされています。
ボケていて色の数が少ないそうです。

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プロフィール画像も白黒とのこと

また、野外活動をしている写真が少なく、代わりに動物の写真を投稿します。

抑うつや不安が大きいとグレーを好む

事実、うつの方はグレーが好きです。
数多くの実験で、うつや不安が大きい方がグレーを好んだという結果が出ています。

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黒と茶色も好む傾向

色の好みは、精神状態を反映します。

うつになると世界がグレーに見える

うつになると、グレーを好むのは間違いないです。

しかし、そもそも、うつになると世界がグレーに見えるようです。
ドイツのフライブルク大学の実験で、うつ患者の網膜反応が検査されました。

その結果、健康な人に比べて、うつ患者は網膜反応が劇的に低いことがわかりました。
つまり、うつの方は見ている世界が、実際にグレーがかったように見えているということです。

次の図を御覧ください。

コントラスト感度
出典: 平田眼科

このように、うつによって網膜反応(コントラスト感度)が低下すると、右の図のように見えます。

ブレイブ
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うつになると、世界から色味が消えますよね

うつになると、まるで、別世界の住人になったかのよう。

色彩の鮮やかさが失われた世界で生活をしているように感じます。

グレーはネガティブになる色

うつになるとグレーを好みます。

しかし、グレーというのは、普通の方からは嫌われているネガティブな色です。

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グレーを好むということは、逆バリである

健康な方が、グレーをたくさん浴びると、うつになります。

最も嫌われたネガティブな色はグレー

ジョージア大学の実験で、色に感情を結びつけるという試みが実施されました。
用意された色に対してポジティブな感情、もしくは、ネガティブな感情のどちらか選ぶというもの。

その結果、最も嫌われたネガティブな色はグレーでした。

  • ポジティブ率   :7.1%
  • ネガティブ率   :89.8%
  • どちらとも言えない:3.1%
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ネガティブ率の次点は黒、最もポジティブな色は緑でした

また、グレーからは、次のようなネガティブな感情・出来事を想起されるようです。

  • うつ
  • 悲しみ
  • 退屈
  • 病的
  • 混乱

健康な方が、グレーを見るとインスピレーションから否定的な感情になり、気分は下がるでしょう。

グレーが多い部屋はうつを招く

グレーが多い部屋は、うつを招きます。

事実、グレーの割合が多い部屋や白黒のモノトーンの部屋は、気分と活動レベルを下げている結果が出ました。
反対に、色が鮮やかなオフィスで労働すると、気分も活動レベルも高まります。

また、色が及ぼす気分の低下は一時的なものではなく長期的に影響を及ぼしていることが確認されています。

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グレーの部屋は、年間を通してずっと低くなります

もし、グレーが多い部屋や白黒のモノトーンの部屋に住んでいたなら、気分は上がらないでしょう。

うつになるとグレーを好む理由

普通の方からすると、グレーはネガティブな色です。

ではなぜ、うつになると、そんなグレーを好むのか。
考えられる理由は、次の3つです。

  • 目立ちたくない
  • 色の刺激を受けやすい
  • うつによって過敏性が強まった

うつになることで、心境や感覚が変化します。

自信の喪失が、目立ちたくないという心境を生み出し、背景に同化するグレーを好みます。

また、うつになる前から色の刺激を受けやすく、グレーや暗い色を好んでいたということもありえるでしょう。

それから、うつになることで過敏性が高まりグレーのような刺激が少ない色を好みだすといったケースもありえます。

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モノトーンにハマったのは、うつになってから

まとめ

うつになると感じるグレーの感覚。
実は、奥が深いものです。
グレーやモノトーンを好みだすと、うつの傾向であると言えます。

もちろん、必ずしも当てはまるとは言えません。
しかし、うつとグレーは関わり合いが深いものだと覚えておきましょう。

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