カラフルな作業環境はポジティブな気分にさせる

アイキャッチ色彩療法(カラーセラピー)
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あなたの職場や作業環境は、色彩があふれているでしょうか?
どうやら、色の数と気分には相関関係があるようです。
カラフルな作業環境は、気分をポジティブにさせます。

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単調なオフィスより鮮やかなオフィスが好まれるようです

それから、照明の強さや窓の距離は、どうでしょうか?
こちらも気分に影響を与えます。
窓から2m以内で、ちょうどいい照明が最も気分を高めるそうです。

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窓の距離も照明も大事

ある4カ国で実験された国際的プロジェクトがあります。
そこで、色や照明、窓の距離の効果が検証されました。

4カ国で実施された国際的プロジェクト

オフィスや作業環境における色や照明、窓の距離が持つ効果について、検証された実験があります。

実験は、4カ国で実施された国際的なプロジェクトだそうです。
しかも、1年掛けて実施された長期の実験となります。
季節変動が及ぼす色や照明、窓の距離への影響や緯度が及ぼす影響を調べるためです。

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大規模、かつ、長期的

実験の結果として、最も気分が高くなるのは次の通りです。

ただ、窓の距離に関しては、近ければ近いほど良いという結果ではありませんでした。
ただし、窓から2m以内の作業環境は気分が高い傾向であることは間違いないです。

まずは、実験の詳細を説明してから、結果について詳しく話していきます。

実験の詳細

それでは、実験の詳細を説明します。

実験の目的としては、オフィスや作業環境の色や光、窓の距離が及ぼす気分への影響を調査することです。
その上で、季節が及ぼす影響や国ごとの違いについても調べられています。

そのため、緯度の異なる4カ国で1年間掛けて実施されました。

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結論、季節や国で大きい特徴はなかったです

言い換えれば、全ての国で年間を通し、色や光、窓の距離の効果があったと言えます。

実験が実施された4カ国

実験が実施された4カ国は、次の通り。

  • スウェーデン
  • イギリス
  • サウジアラビア
  • アルゼンチン

国の選出には、緯度や日照時間(日の出・日の入り)が考慮されたそうです。

例えば、アルゼンチンのみ季節の時期が大きく違います。
夏は1〜3月で、冬は6月〜8月です。

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アルゼンチンは、日本と季節が逆

実験の対象者

今回の実験の対象者は、18〜65歳の988人です。

  • 男性: 520人
  • 女性: 468人
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平均年齢は39.4歳だそうです

なお、実験の対象者は、ほぼフルタイムで働いている健康な方となります。
長期間に渡って病気で療養された方は、除外されたとのこと。

アンケートで気分を調査した

1年間通して、対象者に対してアンケートを実施し気分を調査したそうです。

アンケートは、9月、12月、2月、4月、6月の計5回実施されました。
ただし、アルゼンチンのみ季節が違うため3月、6月、8月、10月、12月に実施されています。

アンケートの内容は、自分の気分について答えるというもの。
例えば、「幸せ」か「不幸」か「安心」か「不安」かなど。
それにより、気分が良いか悪いかわかるということです。

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アンケートで気分をスコア化する

また、気分を答えるだけでなくオフィスの色や照明、窓の距離も合わせて記入・計測されています。
それにより、オフィス状況が及ぼす気分の比較ができるということです。

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派手なオフィスvs地味なオフィス!気分を良好にするのはどっち!?

実験で判明した3つのこと

この1年間を掛けた長期に渡る、かつ、4カ国で実施された国際的な実験。
大きくわけて3つのことが判明しました。

それは、「色」と「照明」、「窓の距離」が及ぼす気分を高める条件です。

気分を高める条件
  • カラフルな作業環境
  • ちょうどいい照明
  • 窓の距離が近い

一つづつ、補足説明をしていきます。

その1.カラフルな作業環境はポジティブにする

カラフルな作業環境は、気分を高める効果があるようです。

単調な色合いの作業環境よりもカラフルな作業環境で働いている方が気分が高いという結果がでました。
次の画像をご覧ください。

カラフルな作業環境はポジティブにする
出典: The impact of light and colour on psychological mood: A cross-cultural study of indoor work environments

No colourやNeutral、Some colourというのは、オフィス(作業環境)の色合いのことです。

まず、No colourというのが、色の数が少なくて、非常に落ち着いた単調なもの。
次に、Neutralというのは、普通な色合いで、鮮やかでカラフルとまで言えないもの。
最後に、Some colourというのは、色がカラフルで、非常に鮮やかであるというもの。

年間を通してSome colourのバーが高いというところに注目して下さい。
バーが高ければ高いほど、気分は高いという意味です。

ということは、カラフルな作業環境は気分を高めているということです。

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オフィスのカラーデザインが社員のポジティブさ決める

ちなみに、トルコで行われた実験では、無彩色(グレー)の部屋が最も気分を下げていました。
やはり、鮮やかな色は適度に必要なようです。

その2.照明の強弱は気分に影響を与える

照明の強弱は、気分に影響を与えていました。

照明をちょうどいいと感じているときは、年間を通して気分が最も高かったです。
しかし、照明が明るすぎたり、暗すぎたりすると、気分は相関して下がっていきました。

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当たり前のような話ですがw

ただし、照明をちょうどいいと感じている明るさの度合いは、バラつきがあります。
あくまで、照明のちょうど良さは主観です。

客観的に見て、照明が暗いオフィスでも、そこで働いてる人がちょうどいいと感じれば、気分は高いということです。

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照明のちょうど良さは、その人次第

その3.窓から2m以内の距離は気分が良い

作業環境と窓の距離は、2m以内だと気分は良い傾向となりました。

窓から2m以内の距離は気分が良い
出典: The impact of light and colour on psychological mood: A cross-cultural study of indoor work environments

一番左にある4本の連なったバーが窓との距離が0〜2m以内のもの。
バーが高いほど、気分は良いという意味です。
窓から2〜5m以内や5〜10m以内と比較すると、気分は良い傾向と言えるでしょう。

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窓から0〜2m以内の2月(Feb)が少し凹んでいるのは、外の空気が寒いからかも

それとなぜか、窓からの距離が10〜100m以内も気分は高い傾向です。

しかし、なるべく窓際の席を確保することがメンタルに良いと思います。
空気の入れ替えや日光を浴びれるという面で、窓際のほうがメリットは高いです。

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窓から100m離れている人は、隅っこが好きなのかも

まとめ

作業環境の色や照明、窓の距離は気分に影響を与えていました。

気分が下がっている人は、色が付いたものをデスクに置くと気分が上がってきます。
暗いと感じているなら、デスクスタンドを購入しましょう。
窓から遠い人は、席替えを提案してみるのも手です。

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