ADHDが衝動買いに後悔しないための3つの方法

アイキャッチADHD(注意欠陥・多動性障害)
この記事は約10分で読めます。

Amazon、楽天、メルカリ。
豊富な品揃えで、夜中でも休日でも簡単に決済できて便利です。

クレジットカード。
立ち寄ったお店で、欲しい物があったときに手持ち金が無くても買えちゃいます。

しかし、世の中が買い物をしやすくなったおかげで、衝動性が高いADHDは湯水のようにお金を使います。

私もADHDです。
ストップを掛けてくれる存在がなければ、もう止まりません。
気がついたら既に、ネット通販の購入完了画面です。

「ポチッ」
「ご購入ありがとうございました」

これが積もり積もって、翌月のクレジットカードの支払いが何十万円にも達し、ビックリして後悔した経験が何度あることか。
ADHDにとって、便利な世の中が必ずしもプラスになるとは限りません。

そんな、ADHDが衝動買いに後悔しないための3つの方法を共有したいと思います。
私はその方法で衝動買いを減らすことができました。

我慢する力が弱いADHD

まず、ADHDの特性を軽くおさらいしてから、衝動買いに後悔しないための3つの方法に入りたいと思います。
ADHDの特性を知ることは、衝動買いを抑える上で重要です。

ADHDは我慢する力が人より弱いです。
それは、前頭前野と呼ばれる額の裏側あたりにある脳の働きが普通の人より弱いからと言われています。
前頭前野は、意志力(自制心・セルフコントロール能力)を司っていて、目先の欲望にブレーキを掛ける役割を持っています。
ADHDは、このブレーキがしっかり掛からないため、アクセルを踏み込んで衝動的に行動してしまうということです。

とくに、疲れているときやストレスを感じているときは、ブレーキ機能がガバガバです。
刺激に飛びついてしまったり、リアクションを取ってしまいます。

刺激が強くなった世の中

今の世の中はテクノロジーが発達したため、多くの刺激と出会うことが増えました。
Web広告やスマホのプッシュ通知。

気が散りやすいADHDにとっては生きづらいと言えます。

簡単・便利が衝動買いを生む

Amzoonや楽天、メルカリと言ったネット通販は誰でも利用したことがあるでしょう。

ポチッとクリックするだけで簡単に決済できます。
それに、欲しいものは何でも手に入るので便利です。

デパートやコンビニにしても、ほとんどのお店でカード決済に対応してます。
手持ち金が無くても、商品を購入できるので便利です。

しかし、この簡単・便利が衝動買いを生んでいます。

頭のいい経営者たちが、購入のハードルを低くして、私達が買えない理由を潰してくれているからです。
もちろん、そのおかげで多くのサービスや商品に出会うことができています。
作業時間を短縮してくれる家電だとか、ストレスを解消してくれる音楽だとか。
それらは、素晴らしいものだと思います。

ですが、ブレーキ機能の弱いADHDは、この簡単・便利が良からぬ買い物を助長します。

借金する前に衝動買いはやめよう

私は衝動買いを繰り返し、借金を抱えたことがあります。

「なんで、コレ買ったんだろう…?」
「えっ?クレジットカードの請求が30万円!?」

こんな衝動買いを何回、繰り返したことか。
挙句の果てに、ついには借金を抱えます。

ADHDは不安やうつになりやすいのも特徴です。
借金したら、余計に情緒不安定になってしまいます。

そうなれば、仕事やプライベートが充実しなくなっていくでしょう。
あなたも、そうならないように。
借金する前に衝動買いはやめましょう。

自分は我慢する力が人より弱いだけなんだと受け入れて、衝動買いへの対策を取れば、きっと衝動買いを減らしていけます。

ADHDが衝動買いに後悔しないための3つの方法

これまで説明してきたとおり、ADHDは自分は我慢する力が人より弱いです。
ですが、しっかり対策をとることで衝動買いによる後悔を減らせます。

私が衝動買いを克服するために行った3つの方法を共有します。

  • 購入のハードルを上げる
  • 刺激を減らす
  • 支出管理表をつくる

この3つです。

購入のハードルを上げる

ADHDは買い物が簡単・便利になったせいで、衝動買いしやすくなっています。
クレジットカードがあれば、思考停止で買い物ができるでしょう。
購入のハードルが、とても低くなっているからです。

そこで、自らに足枷を着けて購入のハードルを上げます。
足枷といっても、もちろん実際に着けるワケではありません。
例えです🤣

購入するまでに、思い留まらせる余地を意図的に作るということ。
余地の作り方は、いくつかやり方があるので順番に紹介していきます。
ネット通販と実店舗で、やり方は異なります。

アプリをアンインストールする

Amazonや楽天、メルカリなどのネット通販をされる方は、スマホのアプリを使っている方も数多くいらっしゃると思います。

簡単にアプリをタップして、購入できてしまう。
この簡単さを無くします。

アプリは使うとき以外、アンインストールしておきましょう。
そうすると、インストールやログインの手間が増えます。
手間が増えることで、購入のハードルは上がり思い留まる機会が増えるでしょう。

ソーシャルログイン機能をオフにする

こちらも、ネット通販の対策です。

ソーシャルログインとは、SNSアカウントでログインできる機能のことを指します。
例えば、ネット通販アプリににTwitterアカウントやFacebookアカウントでログインできることです。

ソーシャルログインは簡単にログインできて便利です。

しかし、ADHDの衝動買いを助長させます。
そこで、ソーシャルログイン機能をオフにしてパスワードによるログインに切り替えます。
そうすることで、パスワードの入力の手間により購入のハードルが上がります。

ここで重要なのは、スマホにパスワードを記憶させないこと。
スマホにパスワードを記憶させると、ログインが簡単になり購入のハードルが下がります。
自宅のPC、無ければノートなどでパスワードを管理をするとよいです。

自宅でパスワードを管理していれば、外出中の衝動買いを無くせます。
とにかく、飛びついて衝動買いできないように一呼吸できる余地を作りましょう。

クレジットカードを持ち歩かない

こちらは、実店舗の対策になります。

クレジットカードを持ち歩いていると、手持ち金が足りなくても購入できてしまいます。

「かわいい洋服を見つけた!買いたい」
「このウォークマン欲しかったやつだ!」

そうなれば、我慢できるでしょうか?

「値段をちゃんと確認せずに買ってしまった…」

こんな経験は誰しもがあると思います。
クレジットカードがあると、衝動買いをしてしまいます。

そこで、現金主義になってクレジットカードを持ち歩かないようにしましょう。
クレジットカードが無ければ、購入できなくなります。

ですが、クレジットカードを使ったほうがポイントが付く。
そういったご意見もあると思います。
ポイントは、たしかにオトクかも知れません。

しかし、無駄な衝動買いを1回抑えるだけでもポイント分は回収できるのではないでしょうか?
高額な買い物以外は現金払いでも大丈夫だと思います。

クレジットカードは普段持ち歩かずに、高額な買い物をするときだけ携帯する。
それだけで、衝動買いによる後悔を減らせます。

ただ、忘れっぽいADHDは必要なときにクレジットカードを持ってくることを忘れることがあるでしょう。
私も必要なときにクレジットカードをド忘れ笑

対処法としては、事前にGoogleカレンダーで買い物をする日に「クレジットカードを携帯する」と登録をしてリマインドしていました。

お財布携帯アプリは使用しない

こちらも実店舗の対策です。

お財布携帯アプリがあれば、買い物は楽になります。

ですが、ついつい余計なものを買いすぎてしまう原因になります。
お財布携帯アプリはアンインストールして使わないようにしましょう。

ただ、仕事の合間などにコンビニに行くときは早く会計を済ませたい方もいると思います。
そういった場合は、チャージ式のカードを使うと良いです。

例えば、SuicaやPASMOをチャージして使います。
オートチャージ機能は使ってはいけません。
残金が無くなったらチャージして使います。

面倒かもしれませんが、毎回チャージをするという行為で自分がどれだけお金を使っているのか認識させられます。

刺激を減らす

ADHDは刺激に対して刹那的に反応してしまいます。
何かが目に入ると欲しくなり、我慢できず衝動買いをしてしまう。

そこで、衝動買いにつながる刺激を減らします。
こちらもネット通販と実店舗で、やり方は異なります。

Web広告をオフにする

インターネットやYouTube。
そういったものは便利で役に立ちます。

ですが、Web広告は刺激的で衝動買いをしてしまいます。
ターゲティングといってパーソナライズされた最適な広告が露出されるようになっていて、インターネット検索や動画の視聴履歴から刺激的な広告を出します。

ADHDにとって、Web広告は強烈です。
オフにして見れないようにしましょう。
Web広告をオフにすることをアドブロックと言います。
ブラウザやアプリによって、アドブロックの仕方は異なるので調べてみてください。

ただ、コンテンツを提供しているブロガーやYouTuberが儲からなくなるという側面もあります。
そういったコンテンツ提供主に対してのリスペクトは大切です。

なので、私は家でネットサーフィンするときだけはWeb広告をオフにしません。
それに、Web広告位置はビジネスをする上で参考になります。

Web広告のオンオフは簡単にできるので、仕事中や集中したいときはオフにするとよいです。
オンにするときは、衝動買いに負けないように、気合のスイッチもオンにしてください。

目的なくデパートにいかない

休みの日に、デパートに行くのって楽しいですよね。

ですが、目に入ったなら欲しくなって衝動買いをするのがADHD。
余計な買い物をしないために、刺激が多いデパートに目的なく行くのは避けましょう。

もしデパートで買い物をするなら、訪れるフロアを決めておきましょう。
ADHDは、こだわりグセがあるので1階から最上階まで制覇したいかも知れません。
私もデパートに行ったなら、1階から順番に回って制覇したくなります。

ですが、店員さんに話しかけられて、買う予定のないものを買ってしまうこともあるでしょう。

「断ったら申し訳ないな…」

断るのが下手で、ついつい買ってしまう。
押し売りに弱いのもADHDの特徴の一つです。

デパートに行くときは、あらかじめ何を買いに行くのか目的をハッキリさせて余計なフロアに足を運ばないようにしましょう。

支出管理表をつくる

最後の方法が、支出管理表をつくることです。
ようは、家計簿を作って月の支出をハッキリさせましょうということ。

家計簿と言っても簡単なもので十分です。
支出管理票を作ることで、衝動買いを抑える効果があります。

簡単な支出管理票の作成

支出管理票といっても簡単なもので十分です。

ちなみに、こちらが私が使っている支出管理票のサンプルになります。

支出管理票

一度作っていまえば、毎月使い回すだけで済みます。

赤字になる金額を可視化する

手取りのお給料から生活費を引いた分が、買い物に使える最高限度額です。
この最高限度額を超えると、その月は赤字になります。
これは当たり前ですよね。

ですが、衝動買いをしてしまう人は、いくら使うと赤字なのか?
といったことを理解していないことが多いです。
高額な請求書を見て後悔することはあっても、どの程度の赤字なのか答えられません。

後悔する前に、赤字になる金額を可視化しましょう。
人間の心理で、赤字というのは意識してしまいます。

もし、5万円を超えると赤字になるということを事前に知っていたなら、5万円を超す買い物はしないハズです。
赤字になる金額がストップを掛けてくれます。
例えば、洋服をお会計するときに赤字になることがわかれば、思い留まることができるでしょう。

「すいません、ちょっと減らします」
一言いうだけです。

ネット通販でも決済前の購入画面で合計金額が出ます。
「赤字になるから、やめておこう」

赤字になる金額を可視化するのは、最後の防波堤になります。

まとめ

買い物をすると一時的にストレスが発散されるでしょう。
幸せな気持ちに一瞬なれるかもしれません。

ですが、お金が無くなることによるストレスが増えてしまいます。
もう後悔するのは、最後です!
衝動買いからは、卒業しましょう。

お金は大切です。

タイトルとURLをコピーしました